「一人じゃないことの強さ」バケモノの子 ユークスさんの映画レビュー(感想・評価)
一人じゃないことの強さ
人は一人では生きていけない。
いろんな人に支えられて人は何倍にも強くなれる。そして自分も誰かを支えている。
人はそれに気づくことで、初めて感謝し、それを次の人に伝染させていける。気づかせてくれるのも、また人であったり。
不幸な生い立ちの9歳の九太が、愛情を求めていたからこそ、くまてつの孤独に気づくことができた。親に疎外感をもつ楓も九太に惹かれ、支えていく。
ほんとうの強さは、誰かのために何かしたいという気持ちから生まれるんだってメッセージがある。周りに感謝できるし、勇気付けられる作品。
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