「樹木希林、永瀬正敏が」あん ブロディー署長さんの映画レビュー(感想・評価)
樹木希林、永瀬正敏が
抜群にうまい。もはや演技とは思えないぐらいの自然体。樹木希林と共演するということは役者のしての資質が試される機会でもあるのだろう。2人につられ女子高生役もリアルな演技だった。ハンセン病の差別にまっすぐ向き合う監督の眼差しも素晴らしい。風にそよぐ木々を映しながら、この世に生きる意味はあるという樹木希林のラストのカセットテープのシーンは涙無しには見られない。
たまに、こういう良作に出会えるから邦画をみる。
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