日本のいちばん長い日のレビュー・感想・評価
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顔つきが、平成な青年たち
岡本喜八版を劇場見たので、こちらもAmazonprimeで見た。畑中の松坂桃李があまりにも顎が細くてデコが目立って昭和の青年には見えない。周りの青年将校たちもしかり。顔小さくて足が長い。閣僚たちはそれなりに押しだしがあっていかにもな顔つきなのに。
また、せりふが早口で聞き取りにくいのと、岡本版と違って画面に名前を出してくれないので誰が誰だか分からない。昭和天皇の様子をしっかり描けたのはよかったと思うが、その分閣僚の会議や御前会議が削られ、戦争を終わらせることの困難が伝わってこなかった。阿南も人のいいオッサンだし。
メインをクーデター(失敗)にもってくるのなら、若手俳優をそれらしい顔つきの人たちで揃えるべきだろう。集中して見られなかった。
ただ、画面は、邦画にありがちな暗さや不鮮明なところがなくて美しかった。撮影?照明?の手柄だろうか
日本人の手による戦争の総括
本作で描かれた、クーデターが当時の法律でどんな違法行為だったのかは知らない。おそらく重罪にあたるものだったのだろう。それら犯罪が、日本人の手で、裁かれる機会があったのだろうか?
無かったのではないだろうか?
それが、戦後日本の「失敗」だと思う。
東京裁判で東条英機はA級戦犯として裁かれるのだが、それが日本の保守派界隈では評判がすこぶる悪い。
「事後法による裁き」とか「勝者が敗者を一方的に裁いた」とかいうことかな?
作中で、東条英機がクーデターをそそのかすシーンがある。これが事実だとして、東条英機を東京裁判とは別に、この「クーデターをそそのかした罪」で日本人の手で裁判にかけたらどうだったろうか?
(東条英機でないとしても、そそのかした人物はいたのでは?)
保守派界隈での東条英機の扱いは今と違ったかな?
これが「日本人の手による戦争の総括」だと思う。
クーデターだけでなく、旧軍や憲兵か特高などによる、日本人への違法行為については同様に日本人の手で、戦後裁かれるべきだった。
こういう映画って無くなっちゃ駄目だよね
ヒメジョオンを見つけたら
日本のわりと長い日
関ヶ原とか日航機とか、否応なしに盛り上がりそうなテーマであるにもかかわらずなんか盛り上がらないんですよね、この監督さんの作品。かといって観れないほどではない。つかみどころがない。
岡本版との違いは多々あるが、いちばんは臨場感の有無。これがないので緊迫感もない。1945年の日本の追い込まれ感が描ききれていないので、鈴木内閣組閣時からやる必要性があまり感じられず、むしろ冗長になってしまい残念。
そのぶん聖断から後が濃いかというとそうでもなく、予備知識無しで観たら日本のいちばん長い日だったとまでは感じないだろう。
この作品やよく知られたエピソードのとおり昭和天皇や鈴木貫太郎が聖人のような人だったかは正直わからない。ただ、これだけは言える。スターリンみたいな人でなくて本当によかった。
未来は未知数
イカロス
3回観ました
前作には到底及ばない。
誰が最終決定者か
全てを終結するということがどれだけ大変か考えさせられる。
観る価値のある作品です
とても良い映画でした。 質の高い、観る価値のある作品です。
また史実を知る良い機会になりました。
予備知識がないと陸軍兵達がなんの話をしているのかとか、どういう立場の人なのか、わからないことが多かったです。
しかし、わからないなりに楽しめました。
原田監督の作品は初めて観ましたが、はっきりとした美学を感じました。 オ―プニングの黒に菊の御紋、黒に聖断の文字など心に残りました。
また御所の建築の美しさにハッとしました。 日本の長い歴史の中で培われた洗練された美です。
今の日本は街並みに美しさ、土地の気の流れを大事にする、など求めてないかのような場所が多く残念です。
日本全体が精神的な豊かさを取り戻して行くことを願います。
日本人なら見るべき作品
何度も観てしまう映画の一つ。
責任を取って死ななければいけない意味とは
退屈なプロパガンダ映画!!
ガーター騎士団員、英国陸軍元帥として日本人を撃滅すべく参戦した昭和天皇は児玉機関を使いアジアの王族や墓所から金塊を強奪・保全を図り、抗戦派の第二総軍を黙らせる為に広島で原爆を起爆、私は悪くないとアピールする為に三笠宮を使い8/14深夜に起こした偽装クーデターが宮城事件だと私は理解しているので、小難しくして重厚な雰囲気を出そうとするこの出来の悪いプロパガンダ映画は非常に退屈でした。評価している人も結局どういう事なのか誰も分からないはずです。ここまで役者を揃えたのだから、こんな産廃より尼港事件での日本軍の戦いや、通化事件での関東軍決死の奮闘を観たいです。
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