「真剣さが伝わるか」日本のいちばん長い日 みなかみ問屋さんの映画レビュー(感想・評価)
真剣さが伝わるか
封切りの8日に行き満席であきらめ、今回は再チャレンジ。
「正しいこと」「より賢明なこと」を肯定できない、その時代の空気に逆らうことができないもどかしさを知る。
忘れてはいけないのは、本当の犠牲者は画面で写るキャスト(ほとんどがエリート将校?)ではなく、戦場にいる多くの一般の兵士と帰りを待ち続けて支えた家族であることを忘れてはいけない。
「反対」と唱え、武器を放棄したとしても、国家どうしのいざこざは止められない。それだからといって、戦争を肯定してもいけないし、戦争による犠牲者を出してもいけない。
国の指導者たる器は、国民の身体、生命、財産が守られ、平穏な生活ができるよう大局にたつものでなければならない。
コメントする