劇場公開日 2016年9月17日

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怒りのレビュー・感想・評価

全563件中、541~560件目を表示

5.0【作品構成が分厚く、深くて、とても面白い作品。エンタメ性は薄いが、見応えがズッシリと心に響く作品。広瀬さん頑張ったなあ、と思った作品でもある。】

2016年9月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

難しい

ー 今までに観たことのないパターンの群像劇である。ー

◆感想

・どっしりとした質感があり、あっという間の2時間である。

・良く練られた脚本も良い。誰が、悪者なのかが最後まで分からないストーリー展開も秀逸である。

・キャストも良く、改めて映画の面白さを認識させてくれる映画です。

<それにしても、広瀬すずさん頑張ったなあ。
 彼女の転換というか、演技の幅を広げた記念碑的作品であると思います。>

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NOBU

4.5重厚なドラマが3本、音楽もよかった。

2016年9月17日
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鑑賞方法:映画館

見応えアリの内容で、大満足。同時に並行で描くのは、最初はまとまりなく思えるが、進むにつれ見事に3本とも同じ問題をそれぞれの視点から山を迎える。
引き込まれてしまうキャストの演技と、無駄な台詞を排した演出、意外性もある結末、李相日の悪人を超える見ごたえだった。音楽も素晴らしく、さすが世界の阪本。

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トミキング

3.53つの話

2016年9月17日
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悲しい

興奮

小湊の漁港職員の娘と恋をする港でバイトをする男、沖縄の無人島で高校生カップルの前に現れたバックパッカー、都内で知り合ったゲイハカップルのネコ、という八王子の一家惨殺事件の逃亡犯とそれに似ている計3人の3人男達の話。
犯人探しのサスペンスではない。

終盤まで犯人探しは始まらず犯人と疑われることもないけれど、男達の不穏な様子と犯人がわからないという状況で起こる出来事がハラハラドキドキを募らせる。
答え合わせの犯人探しが始まっても、それはそれで又ハラハラドキドキ。

3つの話が交差することはなくそれぞれ違うテイストのラストが待っており、哀しさ、切なさ、暖かさ、憤り、モヤモヤの入りまじった何とも言えない作品だった。

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Bacchus

3.0もったいない

2016年9月17日
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オールスターキャストにする意味はあるのか、ってくらい中身にリンクしていないむやみな豪華さ。
観終わってテーマを考えたうえでいうと、その主題を消していくキャスティングだったのではないか。
吉田修一の世界は、もっと繊細におぼろげにやらないと良さが出なかったのでは、、と。
きっと原作は面白いに違いない、という感想。
やたら叫んで泣けばいいってものではないというくらい、ザ・日本映画だった。
坂本龍一の音楽は良かった。

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ONI

5.0凄い作品を観た‼️

2016年9月17日
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メインの7人の演技が心配?なくらい素晴らしい。どの役も深くて丁寧で痛々しくさえ感じてしまう。特に広瀬すずと森山未來には驚かされた。そして7人以外にも注目すべき役者さんがいた。
愛する人を信じる簡単に言うが、それはどこでどんな時に証明できるのだろうか。

李監督の全く外さない濃密な演出。
絶対見るべき一本‼️

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ノベコ

5.0何と言おうか

2016年9月17日
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鑑賞方法:映画館

117本目。
お約束、夜勤残業。
速攻帰って、間に合った。
で、感想です。
スゴイ!じゃなくスゲー!
色んな感情が入り交じり、何て言ったらいいか分からない。
だから、スゲー!
兎に角、観て欲しい作品。
アメリカでリメイクするかな?何て思いました。
後妻業の鶴橋監督、今作品の李監督と新潟出身の監督の作品に出会えて嬉しい限りです。
作品観てて、思ったのが李監督、渡辺謙(これも新潟コンビ)でコメディを撮って欲しい。
出来ればモダンファミリーみたいなやつ。
一瞬、おっ!面白そうってシーンがあったから。

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ひで

2.5ちょっと‥。

2016年9月17日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

単純

難しい

良く言えば、断片的で、それぞれ地方(東京も含め)で同時におこっているので分かりにくい。悪く言えば、結局のところ、各3人の容疑者全員が犯人なの?。後、セリフが聞き取りづらいところが何ヵ所か、あった。BGMも坂本龍一が作曲したにも関わらず、レベナントの作品の時のようなインパクトがなかったなぁ。

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ケチャック

5.0とにかく心が辛かった

2016年9月17日
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とにかく見ていて辛かったです。
でも皆さんの演技が凄すぎて画面から目を話すことができませんでした。
凄かったです。

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うっちー

4.0怒りの方向性?

2016年9月17日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

難しい

最後まで展開が読めずに、面白い内容でした。
結果的に大きなものを失ってしまった話となんとかとりとめた話は、人を信じることができず、自分に対する怒りがテーマだったのに対し、もう1つの話は、自分の立ち位置はともかく、相手に対する怒りがテーマで、その結果、自分の中に閉じ込めておくことができなかった話のように思えた。
怒りという感情すら、普遍性をもたないということなんだろう。
我々は様々なものに怒る。その感情をどこに向けるか?
どうやって、消化するか?
それを問われた気がする。

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kawauso

4.5映画「怒り」の感想

2016年9月17日
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まずは役者たち(米兵を除く)の迫真の演技に驚く。妥協をせず、ここまで演技を強いる監督の力量も見事なものです。

人を信じきれないこと、信じて裏切られることの絶望、そして、相手への自分への怒り。それら、どうしようもない感情を三つのエピソードで描きます。

特に良かったのは、妻夫木聡と綾野剛のお話。映画館で涙しました。なお、ゲイ関連の仕掛け(パーティ、ハッテン場、テカリ具合等)も楽しく見させて頂きました。

三つのエピソードのつなぎ方も上手でしたね。引き込まれてしまいます。オススメの映画です。

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げんたろう

3.0キャスト倒れな感じ

2016年9月17日
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鑑賞方法:映画館

脚本がつまらない。
名優ぞろいなのに残念です。
3間中継のやり過ぎでそれぞれのストーリーがぼやけている。懲りすぎ。

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タイガー力石

5.0すずちゃん凄し

2016年9月17日
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鑑賞方法:映画館

いま日本を代表する演技派たちの揃い踏み。
中でも広瀬すずの体当たり演技に驚愕…

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nkboy

4.5再び、必見の作品。

2016年9月16日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

知的

監督・李相日×原作・吉田修一。
「悪人」で簡単に割り切れない人間の善悪に深く迫ったコンビが再び、人間の複雑な内面を深く描き出す。

またしても、力作!
李相日は今日本映画界で重厚な人間ドラマを描ける数少ない貴重な監督だ。
今作も年末の映画賞でノミネート常連となるだろう。
映画が描くもの、訴えるもの、伝えるものは観る側も受け止め切れないほど重い。
が、緊張感を維持したまま、各々が抱く感情、その人間ドラマの行く末から一時も目が離せない。

きっと映画賞選出者は誰を推すか相当頭を悩ますだろう。
主演クラスの実力派全員が、名演。
キャストクレジットでは渡辺謙がトップになっているが、若い7人が全員主役だ。
お飾りの役柄ではない宮崎あおいは近年ベストパフォーマンス、とあるシーンに果敢に挑んだ広瀬すずは女優として大きく一皮向けた。
大胆に絡み合った綾野剛と妻夫木聡。
重要な役所の森山未來、松山ケンイチ、綾野剛。
この3人の内一人がクライマックス、観る側に激しい嫌悪を抱かせるほどの本性を表し、その凄みは必見。
そして、唯一の新人、佐久本宝が印象を残す。

坂本龍一の音楽は格調高く、陰と陽の光差す映像は美しく。
また、沖縄が抱える問題もさりげなく。

ある殺人事件の容疑者に似ている3人の男。
彼らを愛した男たち、女たち。
それを受け入れるしか出来ない周囲の人々…。

千葉、東京、沖縄…3つのエピソードに繋がりは全く無い。
それ故殺人事件が物語の発端ではあるが、伏線張られ巧みに交錯する本格ミステリーの醍醐味も無い。
3つのエピソードの内一つが事件に関わるもので、後の二つははっきり言って間接的にも事件に関連無いが、無関係のエピソードが幾層にも重なり合って、人の業にこそ重みを置く。

“怒り”。
誰かに対してとか、不条理な社会へぶつけられたものではない。
いずれも向けられたのは自分に対して。
信じているのに、疑ってしまう…。
愛してるのに、信じる事が出来ない…。
自分ではどうする事も出来ない…。
このやるせない、苦しい、叫び出したい、怒り。

あなたに罪は無い、罪があるとすれば私。
どうかあなたに許しを乞いたい…。
怒りのその先にある救いに、静かに深く胸打たれた。

全くの余談になるが、
初レビュー作品は「悪人」。
同スタッフ、同テーマを兼ねて、同じレビュータイトルを付けさせて頂いた。

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近大

4.0ずっしりと重い。。

2016年9月15日
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鑑賞方法:試写会

とにかく心に刺さりました。
夢中で観てしまいました。
重くて暗くて、何とも表現しようのない涙が流れました。

他人を信じることの難しさとか、やり場のない怒りや憤りが痛いくらいに伝わってきて…

自分の感想をどう表したら良いのかわからなくなります。

とても考えさせられた作品でしたが、観て良かったです。

キャストの演技も本当に素晴らしく、感動させられました。

特に、広瀬すずちゃんの迫真の演技には息を呑みました。

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Mi-chan

4.5凄いもの観てしまった

2016年9月13日
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前半、エグいなぁ~と、心も重い!
精神状態良くない時に観たらアカン?と、思いつつ…。
引き込まれる、なんてもんじゃない。引きずり込まれる感じ。
信じる!信じる?
信じてる!信じてる?
簡単じゃない。
涙出なかったけど、心が泣いた。
役者がまた、皆凄い!

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桜soda

4.0苦しくて悲しい

2016年9月12日
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鑑賞方法:試写会

最初から最後まで目が離せない映画でした。終わった後の何とも言えない疲労感!そして感想など言葉に出来ない自分の中の混乱!皆、淋しくて悲しい!人を信じるって怖くて難しい!どうしてそうなるのかどうしてそうしたのか?思い返して何度も考えてしまうそんな映画でした。広瀬すずさん難しい役見事に演じられていてひきこまれました!綾野剛さんの不思議な優しいさと淋しさに妻夫木聡さんの嫉妬と後悔そして、宮崎あおいさんの葛藤!心が引き裂かれそうな苦しい映画です!でもそれが今の日本なのかもと思うと、某の責任を問われているような気がしました。映画を見て考えて下さい。

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あんこ

4.0役者陣の体温が伝わる生々しくて生温くて後味がじっとりのこる映画だっ...

2016年9月12日
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鑑賞方法:試写会

役者陣の体温が伝わる生々しくて生温くて後味がじっとりのこる映画だった。2時間半、疲れた…。
出演者陣、この映画が転機になる人も多いんだろうと思う、まさに体当たり。良くも悪くも印象がどうやったって付いてしまう。
いやー凄い映画だった。

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まだまだぼのぼの

4.5期待以上でした

2016年9月10日
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鑑賞方法:試写会

泣ける

悲しい

難しい

「悪人」の李相日監督作品ということで、期待度大で観に行きました。
展開、登場人物一人一人の描き方ディープ・・・。引き込まれます。涙が出ました。

監督は日本で生まれ育ったとのことですが、残忍さの描き方には韓国映画のテイストを感じます。

ラスト・・・どのように終わるのかを楽しみにして下さい。

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ama

4.5怒りの意味

2016年9月9日
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鑑賞方法:試写会

試写会にて。

そうそうたる豪華キャスト。しかも驚くのが主役がいない。誰もが主人公・主役であって脇役。そこには壮大なテーマが隠されているから…
約140分の作品だけど3つ場所のストーリーを行き来するするので長さは感じなかったです。

怒りの意味に驚愕したし妻夫木聡と綾野剛にも驚愕した。あまりにもディープすぎて…
オーディションで選ばれたという辰哉役の佐久本宝さんって人も凄い。豪華キャストの中でも引けを取らないし、広瀬すずは益々女優への階段を登ってます。こんな広瀬すずが観れるなんて思いもしなかったです。

胸が締め付けられ重くのしかかる怒りの意味。

ちなみにジャパンプレミアも当選してるので、また観れるという喜びと、この豪華キャストに会える喜びにドキドキしてます。

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豆

4.5ひきこまれる

2016年9月9日
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鑑賞方法:映画館、試写会

予備知識が全くない状態で鑑賞したので、犯人が誰かドキドキしながら見ることができました。
すごく好きな作品となりました。

愛する人を信じたいのに、信じられないことはあると思います。その究極の状態の映画というか。
重い内容ですが、私は犯人でない2人の物語に対しては光を感じました。愛せる人と過ごせる時間はかけがえの無いものだなと。
犯人。俳優さん自体二度と見たくないくらいに嫌になりました。それほど凄かった、、。
凄いしか出てこないくらい、凄い映画!

最後に泉ちゃん(広瀬すず)。
少しずつでも、強く、前向きに、そしていつか幸せな人生を歩んで欲しい。泉ちゃんのシーンで坂本龍一さんの曲を流されるとより、誰もどうにもできないという遣る瀬無い気持ちが溢れてきてつらかった。

俳優さん女優さん、全員素晴らしいです。
綾野剛さんは役によって身に纏ってる空気が違うように感じます。弱々しい表情が印象的で、帰りにウシジマくんのパネルを横目に、同じ人なんだよなとシミジミ感じておりました。
広瀬すずさん。見に行って良かった。明るい役ももちろん似合いますが、こういう役も良い。負けず嫌いで仕事に真面目、何でも挑戦しようとする彼女はどこまででも行ける気がします。これからも応援します。

見終わったときは、もう一回はいいかなと思ってたけどインタビュー等読んでたらまた見たくなった。




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まる
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