「ただ人が人に優しくしただけ…」怒り takaさんの映画レビュー(感想・評価)
ただ人が人に優しくしただけ…
八王子で起こった殺人事件。壁には「怒」の一文字が。
犯人はすでに別の場所へ移動し整形した疑い。
犯人像に近しい人物の3名をオムニバスで描いていき
犯人が誰かをそれぞれの物語で追っておいく。
人が怒りを感じるのは様々な因果関係がある。
誰かを信じて裏切られたら。
行き場のない怒りは赤の他人へ向かうことすらある。
米兵問題も混ぜ、かなりの問題作になり得る要素を持っていた。
決して派手なシーンなどないが、後半に至るまで
犯人は誰なのか?という一つのゴールに向かって走っていく物語は
退屈を覚えることなく進んで行きました。
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