劇場公開日 2016年9月17日

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「各ストーリーが絡まなかったからこそ」怒り 巫女雷男さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5各ストーリーが絡まなかったからこそ

2017年4月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

知的

良かった所
3つあるストーリー。
渡辺謙編、妻夫木編、広瀬すず編。
ストーリーはあくまで「殺人事件逃亡犯は誰か?」の題目のみで絶対交わらなく終わる。

3つのストーリー軸が同時期でも、同日&時間にしなかった(多少時間軸をずらした)観せ方だったのは感心するものがある。
(アメリカTVドラマ『24』の様な多人数の時間軸を合わせる飽きた設定を回避。)

希望がある各ラストも良かった。
この希望あるものにした監督に感謝。
(へそ曲がりな監督なら、各ラストは作らないだろうから)

残念な設定点をいくつか
・難しそうな日本映画は何故バイセクシャルを持ち込むのか?(妻夫木編にはその設定いらんだろ?)

・闇を持つ娘の母はいつも死んでおり、仏壇にいるのだろうか?。男手一つで娘を養ってる設定に飽きた。

上記2点を普通にしてくれていれば星4でした。

アカデミー賞で名前があがる役者が常連ばかりだったので、中堅役者も使って欲しかった。
妻夫木聡が日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞だったのかは謎。

巫女雷男