「息をするのも苦しい2時間でした」怒り A.Nさんの映画レビュー(感想・評価)
息をするのも苦しい2時間でした
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3つの街で生じる疑惑が、交わらずに、全く違う3つの結末を迎える…
10代の私は感じたことのない感情・感覚でいっぱいいっぱいの2時間でした。
終わったあと、あの映画が「怒り」と表されたことがどうも飲み込めず、
「今のこの感情も[怒り]なのか?」という自問がしばらく続きました。
出演している役者さんがとても良くて
特に妻夫木さんが涙しながら歩くシーンと、
宮崎あおいさんの自ら通報してしまった後の演技が印象深いです。
ハッテン場?でのファーストカットの綾野さんの儚さ、少年ぽさ、にもハッとしました。
佐久本宝くんも素晴らしかった!
(映像化が難しいと言われていたからか)3つの街の切り替えの撮り方があまりにわかりやすすぎる、というか、チープな気がしてしまいました…。
(20年弱しか生きていませんが)人生で1番衝撃が大きかった作品です。10代のうちに出会えて良かったと思います!
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