「おもかった、おもしろかった」怒り ke_yoさんの映画レビュー(感想・評価)
おもかった、おもしろかった
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どこかで誰かが過ごしているような日常のシーンが殆どで、3人ともその中で出会う『昨日まで他人だった人』。
周りにいる人間は、誰にとっても最初はあんな風に『昨日まで他人だった人』で、色々な時間や出来事で距離感を縮めて信じていくしかない。
そこに、処理しきれないほどのスピードで入る情報や、疑いたくないのに怯えてしまう恐ろしい事件を知ったとき、目の前にいる人そのものより力を持ってしまう…
信頼の脆さや人の弱さをこれでもかとぶつけてくる、そんな作品でした。
それとまさか広瀬すずちゃんがあんな目に遭う役をあの若さで、これだけ売れっ子なのにすると思わなくて…ビックリしました。
当方女性ですが、うっかり1人でレイトショーで観てしまい、終わったとき一刻も早く帰りたくなりました。
夫の顔を見たとき、安堵で泣きそうになりました。
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鈴龍さんのコメント
2022年8月29日
李相日監督が求める演技、人気女優があんな目に遭うシーン、絶句しましたね。流浪の月での広瀬すずさん、横浜流星さんと濡れ場を演じ、ボコボコに殴られるシーンもあって、この監督の恐ろしさを感じました。