「重たい、放心する」怒り kanamiさんの映画レビュー(感想・評価)
重たい、放心する
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最初から最後までまとまってない感想です。まず観終わった直後はフルコース食べた気分になります。
3つのストーリーのつなぎかたもナチュラル。沖縄パートはつらかった。
デモのシーン、「して何が変わるのか、意味あるのか」というたつやのセリフ。こどもに勉強教えているとき、こどもにも「勉強して何になるのなんの意味があるの」といわれた(言われなくても感じる)事を思い出した。
3つのパート構造が共通してる気がしたけれど。「わかってくれない」というのはそれぞれキーワードだと思う。
東京パート、お互い愛おしいという気持ちが伝わってきた。男性の体、あんなに違うんやなぁ。全裸を見る事がないから新鮮な気持ちに。最後に疑って動揺して、実はひっそり亡くなっていた。疑ったことの後悔。弔いもできなかった。
千葉パート、父ちゃん、疑いが晴れたら信じる、守るいうのに、そらそうやけどそらそうやんな、でも違和感。信じるってなんや。
沖縄パートはつらい。(デモの時のセリフを引用して)怒りを表しても意味がないんでしょう と叫ぶシーン。理不尽さ、絶望感。救われる話、愛おしさ、分からない、変わらない話。とにかく見終わってぼーっとします。
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