劇場公開日 2016年9月17日

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「信じていたものが崩れ去るとき」怒り かなさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0信じていたものが崩れ去るとき

2016年9月25日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

溢れ出るエネルギーに震えた。
怒りと言っても、登場人物が終始怒っているわけではなく、喜びや悲しみ、不信と信頼といった日常生活で感じる感情の中に、恐怖や怒りが潜んでいる印象だった。
もし、愛する人、信じていた人が、殺人犯だったら?
築き上げていたものが崩れていくさまが印象的だった。
もしかして、あの人は殺人犯かもしれない?でも違うと信じたい。
決して明るい話ではない。じめっとした感じの映画だった。
東京、千葉、沖縄。三つの異なる地で描かれる物語が重なり合うとき、人は何を思うのだろうか。
俳優陣の熱演が素晴らしかった。言葉、仕草、魂、全身全霊で演技していた。

かな