「一人で観に行こう (女性は要注意かも)」怒り makikoさんの映画レビュー(感想・評価)
一人で観に行こう (女性は要注意かも)
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レイプシーンが長いので要注意。他のレビューをみて、共感したので先に書いておきます。私は大丈夫でしたが。
この映画気になる人は一人で観に行くことをおすすめします。私だったら映画館出てから何を話していいか困ります。原作知っている同士ならいいのかもしれませんが。
人を信じるのは、その人を信じる(選んだ)自分を信じることかと思う時がある。(その人を選んだというと偉そうだが…。)だれかを疑うときは、エネルギーがいるというか、自分も失うものがある。
題名の怒りは相手に向かうものなのか自分自身に向かうものなのか。相手を信じて何かを失う人もいれば、信じられず何かを失う人もいる。
そんなことを鑑賞数時間後に考えてます。何をレビューに書けばよいのか、すぐにはまとまらなかった。最後に少し明るさが見えたのが救いだが、重い空気が終始漂う映画でした。
俳優陣の演技には大満足。渡辺謙の野暮ったさがなんとも言えない。ちゃんとかっこ良くない。疑われる三人も、俳優の名前が前に出てこないような演技でした。沖縄の男の子もこの豪華キャストに負けてなかった。
月刊バディをクレジットに見つけて、納得。妻夫木聡はやっぱりいい男。
原作知らないので、途中まで三人は時系列が違うだけで同一人物かとも思ってしまいました。原作はそれぞれのその後も書いてあるのかなぁ。上巻が、戻ってきたら読もう。
感動を求めているなら、見ない方がいいかなと思います。ハンカチの出番はなかった。これは考える映画。
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