「悪魔を憐れむ歌のウーウー」フォーカス kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
悪魔を憐れむ歌のウーウー
スリが中心でカード読み取りなどハイテクも使う。CD機に偽物を被せるなんてのが凄い。そんなニッキーの薄利多売で30人で山分け。まるで中小企業だ。そんな詐欺師集団の仲間になったジェス。リッキーと深い仲になった直後のデートでアメフト観戦中、リ・ユァン(B・D・ウォン)という男と知り合い、賭け事に興じてしまったリッキー。負けが込んで熱くなってしまったリッキーは掛け金が100万ドル超えてしまうほどになってしまい、最後に好きな選手を選ぶというかけに出る。当てるのはジェス。そして55番を選ばせるように様々な刷り込みをさせておいたと明かし、カモってしまうのだった。ストーンズの曲「悪魔を憐れむ歌」の「ウー、ウー」ってのも面白い(128回言ってるらしい)!そしてジェスに8万ドルを渡して突然の別れ・・・
3年後レース場。ライバル、マキューエンに完全に勝ちたいF1オーナーのガリーガ(サントロ)がニッキーに商談を持ち掛ける。ところがガリーガの恋人がジェスだったのだ。やがてライバル一人だけではなくレース参加者全員にEXRエンジン装置のデータを渡して、大金をせしめることになったニッキー。しかし、それがガリーガにバレて・・・
詐欺は誰かと組まなくては成功しない。ジェスかそれとも・・・といった、何か裏があると思わせる展開がいい。注意深く見てないと、伏線である“イカサマがバレたときに父親が組んでいた祖父を撃って”という話や“パニック・ボタン”という単語の意味をなさない。ただ、ラストの賭けよりもアメフト・スタジアムでのやりとりの方が面白い。
黒人の父親が白人だってのは観客をも騙すトリックだなぁ。
kossyさん
コメントへの返信を頂き有難うございます。
前回迄は辛うじてログインに成功出来たのですが、今回はやらかしてしまったようです 😓 お気遣い有難うございます。
『 詐欺師 』の作品としては、ポール・ニューマン主演の名作「スティング 」が ☺️
つい期待値を上げ過ぎているのかも知れません。
kossyさん
まさかあの二人がそういう間柄とは … でした 😅
途中からさりげなく現れた人物が … 実は!という展開の推理小説を読んだ事が 📙
それって、作者しか分からくない?と思ったものです(笑)