「まずまずの良作。」風に立つライオン ななまがりさんの映画レビュー(感想・評価)
まずまずの良作。
大沢たかお代表作といっても過言ではない。
基本的には、頭の下がる想いだな。
なかなかできることではない。
苛酷な環境だけに。
心を開く子どもたちの笑顔が、印象に残る。
あんな少年まで、戦争に駆り出されて、胸が痛む。
子供の頃のブレゼント、期待した物ではなかたあの本、あれが、きっかけだと思うのだが、ちょっと分かりにくいかもしれない。
真木よう子の涙に、もらい泣きしてしまったが、あの手紙、短い文面だと思っていただけに、余計に、グッと来た!
大学病院での回送シーンで、あの患者家族は、なぜあんなに、大学病院にこだわったのだろう。空きがない、だけど、一刻も早い治療が必要、しかも名医を紹介するとまで言ってくれているのに、それでも、空き待ちして、治療が遅れて亡くなってしまったでは、本末転倒だと思った。納得ができないシーンだね。
コメントする