「MOZUは池松壮亮だったのでは?」劇場版 MOZU mg599さんの映画レビュー(感想・評価)
MOZUは池松壮亮だったのでは?
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ドラマ版で、背景として見え隠れしていたダルマがついに登場。
しかし、このストーリー展開は正しかったのか。
ある中央アジアの大使館にいた娘を拉致しようとする集団が現れる。そこに居合わせた倉木(西島秀俊)がそれを阻止する。
このことをきっかけに、倉木とダルマの決戦が火蓋を切る。
ダルマの存在はやっぱりボカしておいたほうがよかったかな。これは僕の好みなので、そこは好みが違うということか。
倉木の娘の一件もヤツらの仕業、となると、ドラマ版のMOZUというキャラが立場を失う。
池松壮亮のあの怪演をフイにするようなストーリーには、やはり賛同できない。
これは仕方のないところだが、説明セリフが多すぎる。高柳(伊勢谷友介)はしゃべりすぎ。
たとえば、倉木の娘のシーンは、回想で提示すればよかった。倉木の娘とダルマ(ビートたけし)は対面しているわけだから、そのシーンはインパクトがあったはずだ。
羽住英一郎は、自分のやりたいようにやっていて、それは痛快であった。ただ、フィリピンロケはやっぱりキツかったように思う。編集がうまくいってないところもあって。
で、ほんとはタイトルロールの池松壮亮主演でもう1本、お願いしたい。
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