「久々の邦画によくある駄作」劇場版 MOZU ひつじはねたさんの映画レビュー(感想・評価)
久々の邦画によくある駄作
ダメなところ
脚本
演出
編集
あとはキャラクター。
まー松坂桃李はギリ許せる範囲。
とにかく、
ストーリーの展開が最低。
シーンとシーンの関連がほぼなく、1シーン1完結のような感じで進んでいくので、とても観ずらかった。
連続ドラマの間あいだを飛ばして観ているような感覚。
おおよそ脚本の詰めが甘いように感じた。実際にストーリー自体は面白くないわけではないので編集でなんとでもなる範囲。その編集においても非常にテンポが悪く、ストーリー展開の悪さをより悪化させていた。
演出なんてもう下の下。
ただ監督がやりたいことを撮ってる、やらせてるだけ。だからキャラクターそれぞれの行動の裏付けが全くなく感情移入より以前に理解しがたかった。海外ロケのシーンではそれが顕著に表れてる。別に海外でこんなロケができたらすごいよね発信で良いんだけど結局それで終わってたら「アンダルシア女神の報復」となんも変わらん。もしくはそれ以下。
ダルマのキャラ設定がびっくりするぐらいひどい。日本の均衡はダルマによって保たれている。いや全く思えん。ただのクズにしか見えん。それが狙いなら逆効果。
ま、
MOZUの世界観を連ドラから丁寧に構築して劇場版でぶち壊した感じですかね。興行収入はある程度回収できるでしょうからそれでいいんでしょうけど。
とてつもない駄作だったという話のネタができたので、本来0点ですが0.5にしときます。
でもお金はいいから時間返してほしーですわー。
コメントする