「試されるとき」あの日のように抱きしめて マッターホルンさんの映画レビュー(感想・評価)
試されるとき
極限状態になると本性がでるというが、苦しみから逃れるために卑怯になってしまう弱さは、本性というのか。これは遠藤周作の沈黙等でも問いかけられる問題なのだ。戦争の時にはこの事がまさに問いかけられる。
映画は心理ドラマのように少しずつ真実が明らかになって面白い。主人公の女性が強くて美しくて惹き付けられる。
あと、やはり日本語のタイトル。こんなに感傷的なタイトルだと、恋愛映画そのものみたいになってしまう。主観の入らないものにしてほしいな。イメージに引きずられてしまいます。
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