「定番すぎな既視感で、ワクワクできない時間」パディントン Cディレクターシネオの最新映画レビューさんの映画レビュー(感想・評価)
定番すぎな既視感で、ワクワクできない時間
子供の頃、絵本が大好きだった、
くまのパディントン。
昔アニメもBSでやってましたね。
それが最新のCGで現代に蘇るのだから、
期待せずにはいられない。
予告編は、イマイチでしたけど(笑)
作者のマイケル・ボンドが、
1956年のクリスマス・イブに
妻にプレゼントした
クマのぬいぐるみがきっかけで、
思いついたお話らしいです。
で映画は上質なコメディとして、
よくできてましたよ。
お話は原作に忠実だし、
英国の豪華キャストも、素晴らしい!
悪役のニコール・キッドマンの妖艶さは、
さすがですね。
ディテールもCGもシナリオも、
悪者に立ち向かっていく
ストーリーも分かりやすいです。
ファミリーやデートで観に行くには、
王道で間違いない
エンタメムービーでしょうね!
そう、
悪くないんですよ、面白いんですよ。
完成度も高いし、
子どもも大喜びですよ。
でもね、あえて言わせて貰えば、
定番すぎる!!
もう既視感がありすぎて、
ワクワクしないんですね。
スチュワートリトルにTEDに
その他いろいろ。
きっと映画化が、
遅すぎたのかもしれません。
真っ先にやらなければいけない、
原作なはずなのに...。
しかもこちらは児童向けの原作だから、
薄っぺらいとこは否めない。
Disneyチャンネルのファミリーコメディを、
延々と見せられてる感覚になっちゃって。
イマドキは、よくできてますからねぇ。
いつものように、
期待しすぎちゃったのが、
敗因です。
普通に、楽しめる映画なのでしょうけど。
ええ、独り言ですので、
お気になさらずに(笑)
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