Re:LIFE リライフのレビュー・感想・評価
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【”間違いの楽園を本当の楽園に。”今作は、若き時にアカデミー脚本賞を取った脚本家が、個性豊かな脚本家を目指す生徒達を指導する中で、自身の生き方をリライトする様を描いたハートウォーミングな物語である。】
■若き時に、キース・マイケルズ(ヒュー・グラント)は”間違いの楽園”と言う脚本によりアカデミー賞脚本賞に輝き、名声を手に入れる。
だが、その後全くヒット作に恵まれない。
妻とは別れ、息子アレックスとも疎遠になり、ついには電気まで止められる。
彼は仕方なくエージェントから紹介された田舎の大学ビムガントンの講師を引き受けることにする。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・過去の栄光に囚われて、現在の情けない生活を受け入れる事が出来ないキース・マイケルズをヒュー・グラントが、可笑しみを漂わせて流石の演技で見せる作品である。
・ビムガントン大学に来たばかりの彼は、生徒達の前で”過去の栄光男”を演じている。特に女子生徒を選ぶときにも、脚本の内容ではなく顔写真で選んだり、オッカナイメアリー教授(アリソン・ジャネイ)にも歓迎パーティーで酔っ払い、セクハラまがいのことをし、更には生徒のカレンと寝てしまう。
■だが、そんなだらしない男をヒュー・グラントが演じると、アーラ不思議、何だかしょうがない奴だなあ、と思いつつクスクス笑いながら観てしまうのだから、流石である。
・個人的にツボだったのは、「セッション」での怖いドラマー教師のイメージが強すぎるJ・K・シモンズ演じる学科長が、家族の写真を見ると直ぐに眼がしらに手を当てて涙する姿である。クスクス。
■最初はいい加減だったキース・マイケルズが、個性豊かな生徒達に脚本の指導をして行く中で、生徒達から影響を受けて自身の態度を改めていくシーンが派手さは無いのだが、良いのだな。
スター・ウォーズが好きすぎて、パクリの脚本ばかり書いてくるビリーとか、才能ある脚本を書くのに自身が無いクレムとか、子供をアルバイトしながら一生懸命に大学のキースの講義に通うホリー(マリサ・トメイ)とかね。
・そして、自身が指導したクレムの脚本がハリウッドの眼に止まり、関係者と二人でレストランで会うシーンで、キース・マイケルズはクレムと中座して”後は、君が一人でやれ!”と言って励まし、自身は静かに席を後にするシーンも良かったな。キースが”過去の栄光男”から脱却したシーンであろう。
<そして、カレンと寝た事で大学を去ろうとしていたキースは、メアリー教授の部屋を訪れ、もう一度彼らに脚本を教えたいと直訴するシーンも”高慢と偏見”などの台詞を使って遣り取りするんだよね。
連絡を取っていなかったアレックスに自ら電話をしたり、そんな彼の姿をずっと優しい眼で見ていたホリーに自分の想いを告げたり・・。
今作は、若き時にアカデミー脚本賞を取った脚本家が、個性豊かな脚本家を目指す生徒達に大学で脚本を教える中で彼らに影響を受け、自身の生き方をリライトしていく過程を描いたハートウォーミングな物語なのである。>
ジェイン・オースティンにつきる(違)
良い映画でした。ストーリー自体はお約束通り、みたいな感じで悪く言えば陳腐ですが、キャラクターや脚本はとてもよかったと思います。
落ち目の(一発屋)脚本家が大学の文学部で教鞭をとる、という話なので文学の話や映画の話を絡めたギャグがたっぷりあって面白いです。これが面白くないと、多分この映画はつまらないと思う。
「若いころはシェイクスピアのセリフをそらんじていればモテると思ってた」「逆にドン引きだろ!」というやりとりか、J. オースティンオタクの倫理委員会教授の書いた脚本の名前とか、その教授のトートバッグとか、笑えるところがいっぱい。
M. トメイは相変わらず魅力的でした。というか年取って魅力を増してる感じ。
可もなく不可でもないけど、決して無駄な時間ではありません
ヒュー・グラント好きの嫁から勧められて鑑賞。
映画好きが食い付きそうな会話もそこそこあるし、アメリカの大学城下町みたいな雰囲気もそこそこ味わえて、ちょっとした観光気分にも浸れました。
全然関係ないのに、キャメロン・ディアスの『バッドティーチャー』を思い出して、また観たいな、と思ってます。
親子で見れるラブコメ
ノッティングヒルの恋人程ではないがヒューの良さがよく出てる映画。
残念なイケオジを演じさせるにふさわしい俳優を起用していて本当に素晴らしい!
何回見てもさっぱりしてて胃もたれしないラブコメ
ラブシーンも生々しくないしほとんど無いから親子でも見れる
ストーリーはありがちだけど
一発屋の脚本家が新しい人生を見出すストーリー。
ストーリー自体はありがちで展開も想像出来てしまう。
だけど、それでもこういう映画で勇気をもらえる。
コールバックで終わる最後が気持ちがいい。
ゆるゆるな
再起といっても一切気合いが入っていないヒュー・グラントが良い感じで、ほっこりと楽しめました。人生腐ってる暇はなし。そう思うと、女性の方が前向きですね。週末ひとりワインを飲みながら鑑賞すると、ぐっすりと眠れると思います。Netflixでシリーズ化しても良さそう。
単調ながらも自然体で良い
アカデミー賞脚本賞に輝き、一夜で名声を手に入れた主人公キース(ヒュー・グラント)が、
その後15 年もの間、全くヒット作に恵まれず妻にも逃げられ一人息子とも会えなくなる。
そんな㊥、大学講師の話が来て先生になるお話です。
生徒たちは脚本に対し真剣で、映画を愛する彼らの情熱に触れるにつれ、キースの心の中でも何かが変わり始めます。
個人的にはシングルマザーのホリー(マリサ・トメイ)の関係性を微笑ましく見れました。
お互い良い大人なんだから酸いも甘いも知っている分
理解力が早いですね。
中高年になったら、もっと楽しめる映画だと思う。
若い子には分からない魅力が詰まっている。
恋愛映画じゃなかった(笑)
てっきり恋愛映画だと思っていたら、予想外に落ちぶれた脚本家の映画でした。
若き栄光を思い返しながらも、現実は全く売れなくなってしまった1人の脚本家。
妻と子供とも別れ、行き着いた先は客員教授という教師の仕事でした。
全然乗り気じゃなかった彼が、学生たちの脚本に影響され変わって行く姿が面白いです。
ヒューグラントさんというと、恋愛映画のイメージでしたが、こんなダメなオヤジの役もやっていたことにビックリ!
親近感が湧きますね(笑)
無関心•••4•好/並••3••凄 無•••4•涙/無1••••固...
無関心•••4•好/並••3••凄
無•••4•涙/無1••••固ゆで
無•2•••社会派/大衆•2•••カルト
よかった /勧める
俺の満足度 80点
作品賞ノミネート可能性 40%
小品だけれど、こういう映画に当たると、心からよかったと思える。
重くなくて、というか相対的には軽くて、きっと中途半端なのかもしれないけれど、やさぐれかけた人が立ち直るとか、また歩き出すというのは、観ていて気持ちいいもの。ストーリーは、俺が観ても都合よすぎるわ、という点もあるけどね。
脚本コースにスターウオーズ男ってのは本当にいそうだ。
ピラニア3Dのリライトを降ろされる落ち目の脚本家
珍しくアメリカ人の設定かと思ったら、昔イギリスから来たって言う台詞あり。「食べて祈って恋をして」は確かに女が見る映画だ。
映画とジェーンオースティンの知識があればもっと楽しめる。ダーティーダンシングも。
エンドロールにもオマケ映像あり。
想像してたより
良かったかな、英国イチのイケメンの演技はそれほど上手いとは思わなかったが 迂闊にもだんだんストーリーに引き込まれてしまった、女子大生と仲良く出来るのは良いね〜 大学ってあんなに緩いのかー
ヒューグラントのキャリアも30年以上になりました。ノッティングヒル...
ヒューグラントのキャリアも30年以上になりました。ノッティングヒルの恋人以降はキャラクターがある程度決まっているように思います。
この作品もイメージを壊していない、ある種の安定感といったところでしょうか。個人的には垂れ目のどこか頼りない男のキャラが好きなので、まぁ外してはいないですが、やっぱりアメリカの景色よりイギリスの方がヒューグラントのイギリスアクセントにしっくりくると思います。
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