劇場公開日 2015年11月20日

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「帰ってきた、ラブコメエロオヤジ!ヒューグラント様健在なり!」Re:LIFE リライフ Ryuu topiann(リュウとぴあん)さんの映画レビュー(感想・評価)

4.5帰ってきた、ラブコメエロオヤジ!ヒューグラント様健在なり!

2016年2月20日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

もう、この映画始まりから終わりまで笑いっぱなしでした!!
ぶっちゃけ、前作の「噂のモーガン夫妻」を観た時には、彼ももう終わった??
やっぱり年には勝てずに、いくらラブコメ王子の名をデビュー以来ほしいままに、エロキャラ街道まっしぐら、エロオヤジはお任せとばかりに演じていたヒュー・グラント様でも、年貢の納め時?と思っていました。彼もこれからは、エロキャラ時々シリアス顔?と言った程度で、気が向くと「シリアスも演じますが、それが?」と言っていたかは知らないが、時々しかシリアス役を映画では演じない彼が珍しく、「クラウドアトラス」で悪役を演じたのでいよいよ路線変更か?と期待と不安の気持ちで観ていたのだが、ヤッター!!やりました!本作では始まりから「帰ってきた、ウルトラマン!」ならぬ「帰ってきた、ラブコメエロオヤジ!」のブラックなジョークの機関銃には笑いが止まりませんでした!
若い頃は、本当にハンサムガイなのに、口の悪さは、右に出る者なし!と言うキャラで、英国紳士らしいウイットに富むブラックジョークを何処までも飛ばそうと、決して憎まれない嫌味の無いヒュー様。その顔と辛辣さのギャップの大きさが更に人気に繋がっていたと思うけれど、まだまだ、演じますね!ヒュー・グラントの魅力はこのキャラでなくちゃ面白くないし、生きてこないですね!
と言う訳で最高にご機嫌な映画でしたね。

生徒と教師を扱ったドラマは数々あれど、ここにまた代表作が出来たね。「幸せの教室」のように飽きもせず「小説家をみつけたら」のようなドラマ性と「勇気あるもの」同様の面白さと生徒と教師の成長物語は、楽しい中にもちょっとほろり、胸が熱くなるエッセンスも加えてテンポも上々でしたね!
マーク・ローレンス監督とはこれで、4作目と言う事だから、「ラブソングが出来るまで」とストーリー展開は似ているけれど、しかしヒュー様の毒舌キャラがまた楽しめるのだから、みんなで一緒に楽しんでしまいましょう!この分なら、この後2~3作はまだまだこの路線でも大丈夫そうでしたが、みなさんはこれどう観るのかな~?でも本当はこの人英国紳士だから、シェイクスピアも熟せる実力派・超演技派俳優なんだからね~本当にそのギャップが魅力だよね!!

ryuu topiann