「評価はフォ-キ-に対してどう思うかで分かれる」トイ・ストーリー4 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
評価はフォ-キ-に対してどう思うかで分かれる
いや~ 炎上評価となってますねぇ。
イオンシネマは毎回超満員だったけど。
(値上げしてない劇場なんで客が殺到しているだけなんだけど)
低評価の人には、やっぱりフォ-キ—に対して、
ゴミ?扱い 愛情なんか注げない、なんで助けるの~っていう
想いが有るのでしょう。
新しい話の展開にもついていけない人とか。
オモチャの想いとか、恋愛?勇気?
人の子に勇気を与えるのは オモチャの使命!っていう
今回のテ-マになっていて、
それが目にするオモチャならいいのだが、ゴミから作ったものが
それらに愛情が注げる? ここが問題なのでしょう。
そして 性格的にちょっと抜けてるw
どうですか、皆さん、彼らオモチャを人に例えたら。
元々この映画は サイズの小さいオモチャ達ですが
小さくても皆で協力して何かをやれるんだよって事で
成り立ってるでしょ。
これ 人間界の話になってるでしょ。
フォ-キ-もきっと 人に例えられるはず。
ゴミ同然の寄せ集めは、人の役に立ってはイケませんか?
女の子に勇気や愛情を注いではイケませんか?
女の子が これが良いと自分で考え、自分で作った
(誰かが作ったものでない)この者を、
つまんない奴だと非難しますか?
貴方も幼少のころ、今見たらゴミ同然だと思うでしょうが
その頃作った事あるでしょ?違いますか。
本人にしか分からない事って多いと思うんだナ。
ウッディ—はいち早く その事を悟ったんだよ。
自分じゃない こいつなんだって。
見かけじゃないんだって事を。
既製品でなくて 個人オリジナルへの
想いってのが やはりここにはあるのだと思います。
そして 勇気を与える。自分のペットや子供の様に
大事に大切にする。
そこが この映画の狙いなんだと感じます。
ほら、近所でも ボロボロの車を大事にしてる人とか、
自ら作った服を着てる人とか、装飾品つけてる人とか。
人への思い、他人への愛情、これを色んな形で
オモチャに投入して描いているのが
このトイスト-リ-。
だから、最後にウッディ—と皆が分かれる事に
なったのも、他のおもちゃ達も了解しているし
納得してのシ-ンだったと思う。
出会いが有って、別れが有るのは
人の社会もオモチャも同じなんだよ。
ほら、貴方の幼少の時 持ってたオモチャも
いつの間にか貴方が知らないうちに 無くなってるでしょ?
違うかな。
だから、女の子も 急にウッディ—が居なくなっても
そんなに気になっていないかもですよ。
人は成長しながら 色んな物へ興味を抱き変化をさせます。
ウッディ-もその中の一つだという事なんですね。
そうある事はちょっぴり悲しい気はしますが
死んだ訳ではありません。
彼女が成長していった証だと思うんですよ。
この映画は、決して裏切らない
人や物に対して 愛情の詰まった
とても優しい映画だと思います。