「テーマは3を超えていた」トイ・ストーリー4 RRR 👑さんの映画レビュー(感想・評価)
テーマは3を超えていた
3部作のラストとも言えるトイストーリー3でボニーへとおもちゃが渡ったあとの話。あれだけ感動的な3に持ってくまでにウッディの『おもちゃは子どもたちのためにある』という主張が別の形に変わり続けた3作品3では集大成とも言えるラストだった。また、3では悪役であるロッツオ(クマさん)が罰を受けるけど4では悪役であるギャビーが報われ、子どもに遊んで貰える喜びを知る。ここまでは悪役でもおもちゃである以上…というちがう形で主張についての裏付け表現がされていたから良かった。
問題のラストシーンも3のテーマを超えた持ち主にとらわれない存在であり続けるから固定概念をなくしていて違和感はあるけど悪くわなかったしウッディとバズの『無限の彼方へさあ行くぞ』と掛け合うラストシーンがより深く意図的に感じたし印象的だった。5がまた何年後かに出たときにその4で残した違和感をどうなくしてくれるのかと思う。
コメントする