「この手の映画は、男がみる映画ではないという固定観念があり、当然に候...」トイ・ストーリー4 ジャンキーモンキーペイニースさんの映画レビュー(感想・評価)
この手の映画は、男がみる映画ではないという固定観念があり、当然に候...
この手の映画は、男がみる映画ではないという固定観念があり、当然に候補から外れるのである。しかしながら女が「前回の3が面白かったから観に行こう」というので観にいった。なのでこのレビューは初見でいきなりトイストーリー4を観にいった男のレビューである。
映画には2時間で起承転結をするという、もっともシンプルでもっとも難しい問題がある。その難題はクリアしているものの、ラストがまるで出来ていない。そんな作品がある。トイストーリー4はまさに"そんな作品"であるのだ。
そんな作品が何故、生まれるのか?人気作品になったが故の配慮というなの忖度の仕業だろう。黒人への配慮、女性への配慮、孤児への配慮、たくさんの人が傷つかない作品に残されるのは辻褄の合わない可愛さや癒しだけの世界。それがトイストーリー4。
こういう映画が好きな層は一定層いるからこそタチが悪い。まるで映画館側が用意したエフェクトのように、可愛いキャラや面白シーンに湧き上がる歓声と笑い声。映画が終了した後は登場キャラクターの声真似をして注目を浴びようとするガキ。こういう奴らが映画をダメにしていく張本人なのである。
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