「エンディングが淋しい」トイ・ストーリー4 らぶにゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
エンディングが淋しい
いろいろと考えさせられる作品でした。
今までの「トイ・ストーリー」って、ただ楽しいだけの作品だったと思うんですよね。でも、今作は、楽しかったのは、最初だけだったかな…。おもちゃの持ち主ボニーが、ゴミからフォーキーを作って、そのフォーキーとウッディーとのやり取りが、一番楽しかったかも。
新しい飼い主ボニーは、あまりウッディーと遊んでなかったよね。女の子には、保安官のおもちゃは、好みじゃなかったんだろうね。そのあたりから、何となく、雲行きが怪しかったんだよね。フォーキーも、イジケ虫みたいに、僕なんか…的な発言が多くて、ちょっと、イラっとしたし。ギャビー・ギャビーなんて、すごい性悪女。最も、機械を手に入れてからは、優しい子だったし、愛されたい願望が強いだけだったんだと思うけどね。で、最終的に、ウッディーは、ボニーの元を去ってしまう。
なんとなく、このシリーズを終わらせるためのエンディングだったのかな。だって、おもちゃを誰かに譲るたびに、持ち主が変わるって設定だと、永遠に、物語が終わらないから。もう、そろそろ、ネダが尽きたので、終わらせるために、ボニーの元を去ったのかな…と。前向きなエンディングとして表現されてたけど、個人的には、ちょっとだけ、淋しいエンディングでした。
コメントする