劇場公開日 2019年7月12日

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「「ウッディのため」の最高のエンディング」トイ・ストーリー4 kuracccchiさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0「ウッディのため」の最高のエンディング

2019年7月13日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

悲しい

完璧なエンディングだったトイ・ストーリー3から9年。
そんなエンディングの先に用意されていたのは、
「ウッディのため」の最高なエンディングだったと思う。

ウッディ、ありがとう。

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たとえボニーに遊んでもらえなくても、ボニーを辛いことから守る。
フォーキーが仲間入りして遊んでもらうチャンスが更に減っても、自ら逃げ出そうとするフォーキーを見捨てず、ボニーを悲しませないよう連れ戻す。

揺るがない忠誠心。仲間思いで絶対に見捨てない。
ウッディのこれ以上ない魅力。愛される所以。

「・・・でも、今自分は本当に幸せなのか?」

ボー・ピープとの再会。
自由を謳歌する持ち主なきおもちゃ達。
移動遊園地で見た遠く広がる見たことない景色。

ウッディは今までにない価値観に触れ、とまどいながらも、
様々なトラブルやピンチを仲間たちと一緒に乗り越えていく。
それは時に、自分を犠牲にしてまでも。。

持ち主と一緒に過ごす幸せ。
持ち主に縛られず自由に生きる幸せ。
どちらも素晴らしい生き方。

そして、最後にたどり着いた「自分の心の声」は…。

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新しいキャラクターはどれもユニークで最高。
今までのトイストーリーの中で一番笑ったかも。

また改めてウッディの愛情の深さに感動。
自分が不遇な状況でも仲間を見捨てず
想える愛情の深さに心が温まった。

そして何より、自分の信念に正直に生きることの大切さ。
他人の目線、求められる役割、自分の思い込み。
そういうのを一度全部とっぱらって、
「自分はいま本当にこれで幸せなのか」と
自分の信念にまっすぐ生きていきたいと思った。

ウッディの選んだ新しい人生に幸あれ。

kuracccchi