「ただただやるせない。」特捜部Q 檻の中の女 ジョン之介さんの映画レビュー(感想・評価)
ただただやるせない。
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視聴者視点では、誘拐されたミレーデが実は監禁されていることがすぐわかる。誰がどうしてこんな酷いことを…と犯人へのヘイトを高めていったのだが、動機や犯人の境遇を考えると、犯人へ同乗してしまった。
ミレーデへの復讐にはいろいろな方法があったが、その中で「監禁」という方法を選んだのは、殺すだけでは飽き足らないというだけでなく、きっと自己の時にミレーデに心を奪われたってこともあったんだろう。犯人のミレーデへの憎しみとそれでも消えない好意を感じた。ミレーデも事件前に犯人と一夜を共にしていたことを考えると、巡り合い方が異なればきっと二人とも幸せになれたのだと思ってやるせなかった。
それと事故を起こした直後のミレーデの天真爛漫っぷりはやばい。
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