タイム・チェイサーのレビュー・感想・評価
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戻る方法については雑
父の失踪事件から12年後、それが原因で残された家族に不幸が忍び寄る。母親は喪失感から何度も自殺未遂をしつつ、美術の教授として何とか生きてきた。息子エロルはMITの誘いも断り、母のもとで暮らし、祖父サルが教授をしている大学で頑張ってきた。エロルの恋人グレースは妊娠し、結婚して幸せな家庭を築こうとしていたが・・・
父が作ったタイムマシンを、祖父と協力して息子エロルも開発。作品ではそのタイムマシンを動かすまでが長い!90分のうち70分以上が現在(2012年)の生活なのだ。ガブリエルが数十年かけて研究開発に時間をかけたことの表れなんだろうけど、エロル自身も幸せだった12年間の時間を壊したくないという葛藤もあった。しかし、母がついに自殺してしまい、エロルとグレースの子も流産という不幸が続き、父が失踪する直前に追いつこうとする計画を練るのだった。
ワームホールやXYZ軸の座標の不一致。東日本大震災の影響で地球の公転時間も1.8秒縮まったとか?天才ぶりを窺わせる研究内容。それにしてもガブリエルが過去に行こうとする動機も単純にアインシュタインに会うためだとか・・・原爆問題にも言及してる辺りは面白い。
父に会い、現在に戻らせる方法がちょっと斬新で、驚きの行為。いや、他にも方法があったのでは?とも思ったけど、よく考えると、エロルは不幸をいっぱい見てきたのでそれを清算するためか・・・まぁ、このクライマックスは色々考えさせられた。
家族…
タイムマシンの開発成功という、今世紀最大の発明をたった1人の男が成し遂げ、しれっと過去に戻り、そこで帰らぬ人に…
何も知らない残された家族のそれぞれの人生のお話。
タイムマシンで過去に戻る箇所を楽しむ映画ではなく、家族の絆のあり方を感じる映画。
タイムマシン物はどれもイマイチ
幼い息子エロルや愛する妻と暮らす物理学者ゲイブが、突如として謎の失踪を遂げた。数年後、成長して科学者となった息子エロルは、父にまつわる衝撃的な事実を発見し、家族の絆を取り戻すべく奔走する。
タイムマシンでアインシュタインに会いに行く父親は路上で強盗に殺されるという事実を知ったエロルは過去に行った父親に会って銃で頭を打ちぬき父をかっぞくのもとに帰らせる。
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