「「原案:手塚治虫」でなければ・・・」トイレのピエタ よしゅさんの映画レビュー(感想・評価)
「原案:手塚治虫」でなければ・・・
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全ては今作の企画を「原案:手塚治虫」としてしまったが為に、穏やかには観られなかった。
病名を「胃癌」としたり、絵描きであったり、神格化したりと、どうしても「手塚治虫」と見なしてしまうように描いた主人公に、あんなにも自己中心的で極個人的な最期を与えるのは、勤勉でサービス精神旺盛で目立ちたがり屋の「手塚治虫」を「神様」とする現代漫画界への冒涜では、とさえ思ってしまう。 あんなに自分勝手な「神様」なんていらない!
今作が手塚治虫とはなんの関係もないモラトリアム映画だったならば、まだ観られた・・かも。
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