「警察内部のゴタゴタ劇」コルト45 孤高の天才スナイパー odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
警察内部のゴタゴタ劇
クリックして本文を読む
警察の内部抗争を舞台にしたサスペンス仕立てなので誰が敵か味方か分からずに主人公同様不安な状態で振り回されますが分かってみれば理不尽な話なので腹が収まらないままFIN。
銃の知識や射撃技術は天才肌なのに根は小心者の普通の青年、あおり運転で絡まれて相手を撃ってしまいますが過剰防衛であることは明白、これがけちのつき始め、逆に弱いから銃に頼るのでしょうね。保身の為に盗みや証拠捏造までやらかすので中盤で観る気が失せてしまいそう。
銃撃シーンも臨場感を出そうとするのか手持ちカメラで振り回したりフラッシュカットが多いので観ずらくて閉口、音楽も不協和音で耳障り、この辺は演出センスの好みでしょうが苦手です。
分かってみれば手の込んだ罠、翻弄される銃マニアの青年の苦悩の物語、一言で言えば銃オタク罠に嵌るというところでしょうか。
コメントする