「面白い。素晴らしい。」ランダム 存在の確率 akaさんの映画レビュー(感想・評価)
面白い。素晴らしい。
クリックして本文を読む
理解せず観て面白くないと感じてる人が多いみたいで残念です。こんな面白い映画を…。
途中経過から推測すると、エムも言っていたように一度暗闇を抜けると元の次元には戻ってこれません。なので最初に出て行ったアミールとヒューは戻ってきたときにはもう違う次元の人々なのです。
また、途中でエム、ケヴィン、ローリー、マイクの4人で外に出ますが、ここで4人が帰ってくる家もまた別の違う次元で、そのあとも同じようなことが繰り返されます。
終盤のエムの行動は、もう元通りにはならないであろう、不幸な世界(ケヴィンとローリーとの関係がエムにとって不快であるので)から抜け出して幸せな世界へと現実逃避で入り込もうとするわけです。
車で眠らせたその幸せな世界の住人エムはトイレで主人公エムによって殴られますが、翌日トイレからベスが出てきたことより、逃げ出したと予測できます。
なのでケヴィンの電話の相手は主人公エムがニセモノだという主旨の電話をかけてきたのでしょう。
何回観ても面白い。誰か内容をしっかりと理解した人と語り合いたいような映画です。
コメントする