「小説、映画、舞台、MVを通して」幕が上がる ありたまい(ひろたん)さんの映画レビュー(感想・評価)
小説、映画、舞台、MVを通して
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今までにないアイドル映画になったんじゃないかと思いました。
最初はちょっと下手かな?大目に見るかーって感じだったんですけど、見てるうちにどんどん女優のももクロの演技にひきこまれて、気づいたらエンディングで、アイドルのももクロに引き戻される、この感じが凄くイイ。
原作にないオリジナル部分は賛否両論あるかなと思いましたね。正直無くてもいいし、でも本広演出だからあれはあれでいいし、人それぞれかなと(^_^;)
不満なのは、原作であった吉岡先生がいなくなった後のさおりがラストシーンをどうするか悩んで、くるみシーンだったり、ラストシーン思いついていくという、読んでて感動したシーンが無くなってて、あっさりとラストシーンが演じられているところがどうにも不満(ー ー;)
映画としてはあれで完結していて良かったんですけどね…
と思ってたら、舞台版を拝見すると、そのカットされてたさおりのラストシーンへの葛藤が演じられているではありませんか。(小説とは少し違うけど)
舞台を見ておもったのは、この作品は小説、映画、舞台、さらには青春賦MV、全て体験することで完成するんだと思いました。
なので、その1つとしてこの映画は是非多くの方に見ていただきたいと思います。
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