「小ネタが無ければ...」幕が上がる mackeyさんの映画レビュー(感想・評価)
小ネタが無ければ...
ももクロちゃんたち頑張りました。
夏菜子ちゃんの悩んだ顔、無理に笑顔を作る顔、良かったと思います。
演出も、序盤のクルクル動くカメラに目眩がしましたが徐々に改善されました。
ただ、ちょいちょいはさまれるももクロネタは無かった方が良かったかな、と思います。
『腹へった~』はまあ、いい。
出されたジュースを交換するところとか、いるか?最後の友達演出もいらないように思います。
一番がっかりしてしまったのは、
最後の最後、エンディングにはいる瞬間『走れ!』が流れてきたとき。
それまで頑張って演技して演出して、こちらも頑張ってついていって、感動系のいい終わりに着地した~!のが一瞬にして台無しになる、もろアイドル声の楽曲。もー、一気に冷めまてしまいました。
ええ、ももクロちゃん好きです。『走れ!』大好きです。けれども!ここにはいらないように思います。
さらに言うなら、劇中にイントロとして流れるももクロ楽曲も無くていいと思いました。
ももクロちゃんたちがガチンコで演技しているのだから(うまい下手ではなくて)そこは切り離して欲しかったです。
これであかりちゃんが出てきたら最悪だなと思っていましたが、その過剰演出はなく、ほっとしました。
(あかりちゃん好きですよ。でも、この演出にはいらないと思ったので)
黒木華ちゃん、ずば抜けて良いですね。
主演と勘違いしてしまうほど、光っていました。
夢を一緒に追いかけ、仲間と別れ、乗り越えてまた夢に立ち向かい続ける。
高校生、中学生にぜひ観てほしい作品だと思いました。
お二人に同感です。
ももクロが未熟ながらも役者という仕事に敬意を払って全力で頑張っているのに、演出がアイドル扱いしてしまうのか…と残念に思いました。大人の事情とかあるんでしょうけどね
同感です。
ももクロは好きですが、アイドル映画は好きではありません。
でも「アイドル映画じゃない」という評判を知って観ることにしました。
結果、自分の感想は「アイドル映画」でした。
演技や物語に対しては「アイドル」を感じませんでしたし映画として観て良かったと思いました。しかし、挿入歌やエンディングが唐突過ぎて残念でした。彼女たちを役者として尊重していれば、もっと良い作品になったのではないかと思います。