「心を軌道修正してくれる映画」幕が上がる メンチさんの映画レビュー(感想・評価)
心を軌道修正してくれる映画
ファーストデイに見に行きました。ネタバレしない様に映画を見て感じたことを中心に書きます。
アイドル映画の定義が曖昧ですが、所々アイドル映画の要素を含む青春映画だったと思います。
特に盛り上がる展開もなく淡々と、だけれども悪くない感じでストーリーは進行します。
そこに高校生のリアルな生臭さはありません。
青春を謳歌できてない私なんかには違和感を感じるほどキラキラしてます。
そして、そのキラキラが胸を熱させます。
涙も自然に零れました。
あの感動的なシーンで泣いた。というのではなく、胸の熱さが涙を流す位置まで達して泣いた様に思えます。
キラキラがどんどんと心に積もっていきました。
特に盛り上がる展開もないと書きましたが、終盤のシーン、(実質的な主人公の)百田夏菜子さんの長台詞は圧巻!
何かが降りてきたような、憑依されたような、私にとって未知の演技。
このシーンのために私はもう一度この映画を見に行きます。
「それでもただ ひと筋に 僕たちは 歩いてゆこう」
真っ直ぐ進んだ先に正解があると思わせてくれる映画です。
心を軌道修正してくれます。
どうすればよいか分からなくなった時、分かれ道で行き先悩んだ時
そんな時に見てもらいたい映画です。
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