「青い春」幕が上がる U-3153さんの映画レビュー(感想・評価)
青い春
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すっげえ良かった。
演劇を通して語られる青春。
儚く尊いものをフイルムに焼き付けた感がしてならない。
ももクロの5人がとにかく良くて、百田さんの感受性なのかセンスなのか…ずば抜けてる。
脚本も凄く好きだし、キャスティングもハマってた。
黒木さんの立ち位置が絶妙で恐れ入る。
だだ漏れになりそうな青春譚の外枠をガチッと止めてるようで、アレが彼女でなかったら俺はこんなにも泣きはしなかったろうと考える。
コントラストも距離感も見事だった。
そして、なぜだか本作の台詞は優しい。
時にか弱く、時に強く、時によろめき、時に立ち止まる。なんなのか良くは分からないのだけれど、とても優しくて愛に溢れてた。
公開当時、良いとの評判だった本作。
なかなかご縁がなかったのだけど、見れて良かった。
宇宙の果てには辿り着く事なんでできやしないけど、どこまでも行ける切符を僕たちは持ってる。
そしてここから、宇宙の果てを目指すんだ。
なんか色んなものにリンクする幕引きだった。百田さんのキャラにガッツリ感情移入してしまい、恥ずかしながら画面の前で涙が止まらなかった。
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