「●どこまでもいけるキップ。」幕が上がる うり坊033さんの映画レビュー(感想・評価)
●どこまでもいけるキップ。
揺れ動く少女の気持ちを的確に魅せる。こう、心が締めつけられるというか。キュッと。塀の上を歩いてるような高校生のアンバランスさ。
天真爛漫でピュアで素直で、解放的。時に危うげ。無限の可能性。瑞々しさ全開。
なんというか、ももクロの魅力そのままの作品。抜群のチームワーク。
それぞれの魅力ある音色を黒木華や志賀廣太郎のベースが支え、奏でるというか。
ラストも好きな終わり方。曲が流れた時はゾワッときたわ。
評判はきいてたが、これほどまでとは。はじめてももクロを個人ごとに認識したけど、みんな立派な役者さんだね。黒木華とムロツヨシもさすが。ちょい役の贅沢な差し込み方も本広監督ならでは。
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