「演劇の奥深さ」幕が上がる 由由さんの映画レビュー(感想・評価)
演劇の奥深さ
演劇部を描いた映画をあまり観たことがなかったので、大会の仕組みや、練習風景、様々な演劇の種類など、初めて知ることも多く、興味を持って観ていた。
高校生がそれぞれ元気ではつらつとしているので、親近感を持って観ることができる。また、吉岡先生は、経験や演劇への熱意が感じられて、とても魅力的だった。
原作の良さによるところもあるが、肖像画も面白く、銀河鉄道の夜は雰囲気そのままに少し若者らしいアレンジがあって、素敵に感じた。谷川俊太郎の詩を習い、広がっていく宇宙に対して、どこまでもいけるという思いを持つところが、未来の希望や演劇の奥深さを感じられた。
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