「推しの俳優の喜怒哀楽を堪能できれば、それだけで映画の評価は自然に高...」フィフス・ウェイブ Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
推しの俳優の喜怒哀楽を堪能できれば、それだけで映画の評価は自然に高...
推しの俳優の喜怒哀楽を堪能できれば、それだけで映画の評価は自然に高くなる。今作の見どころはそれだけではない。2016年に公開された作品だが、今見るとかなり真実が含まれているように感じる。
卓越したカメラワークで見せる世界の終りの描写。
次のバスを待つ大人たちに告げられた検査を拒んで始まった銃撃戦では、秩序維持のため統制をとることが必要であり、自由は認められない理不尽な支配構造を醸し出している。
人類を淘汰するアザーズの存在は、SF作品『V』(1983年のテレビドラマ)と設定が酷似している。タイトルの意味はVにも関係があると思われる。
魅力的なのは、サバイバルをするクロエ・グレース・モレッツと、軍で懐疑的な言動をするマイカ・モンローの二人。そしてキャシーの吹き替え版の沢城みゆきさん。
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