劇場公開日 2015年11月21日

「【聴覚”チャレンジド”のひとみが勇気を奮い、髪をかき上げ”耳”を見せる姿に勇気を貰う】」レインツリーの国 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【聴覚”チャレンジド”のひとみが勇気を奮い、髪をかき上げ”耳”を見せる姿に勇気を貰う】

2019年12月18日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

幸せ

 西内まりやさんの魅力にハマった作品。

 ”レインツリー”の花言葉 ”歓喜、胸のときめき”

 この名を冠したブログの管理人 ひとみ(西内まりや)と、ある事を調べていた向坂(玉森裕太)がひとみのブログに辿り着きメールでの交流が始まる・・。

 ひとみは高校生の時の事故で感応性難聴を患い、自分の殻に引きこもり、立ち上げたブログでは生き生きとした姿を見せていたが・・。

 ひとみが自分の状態を隠しながら、勇気を振り絞って向坂とデートに出掛ける際の不安そうな顔、そしてデートの最中にひとみから告げられる
 ・食事は静な店でお願い・・。
 ・映画では(観たい映画を変更してでも)字幕がいい・・。
 という言葉に戸惑いを覚える向坂。

 で、エレベーターでのある出来事で、怒りを爆発させる向坂の目に入ったひとみの耳・・。

 <じれったさ満載の映画であるが(失礼ながら、主演二人の演技も含めて)、最後には感動してしまった作品である・・。>

<2015年12月12日 劇場にて鑑賞>

NOBU