イントゥ・ザ・ウッズのレビュー・感想・評価
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失敗作の金字塔!
有名童話をリンクさせて、一つの物語にしてしまおうという企画先行型のブロードウェイ・ミュージカルを、
「シカゴ」「ナイン」を監督したロブ・マーシャルが映像化。
いろいろと難癖を付けだしたらキリがないです。
それはもうブロードウェイ・ミュージカルのお決まりでもあるし、いろいろ目をつぶって観てましたが、
それにしたって余りにもあんまりな出来です!
それぞれの童話の見せ場やテーマをちゃんと描くこともしていないし、
映画全体のストーリーテリングも煩雑で大雑把。
ラストには物語論を語るのですが、
この映画そのものが、物語のテーマに一貫性がないので、説得力に欠けます。
ツッコミ処を一つだけあげさせてもらうと、
おそらく映画用に登場させたラプンツェルのエピソード。
このキャラクターだけ、本来の物語から大幅に脚色してるんですが、それって今回の企画そのものが頓挫してますよね?!
大なり小なり、こんなツッコミ所が満載なんですよ。
そんなんで、どーやって真面目に観ればいいんですか?ってはなし。
きっとブロードウェイのミュージカル版はいいんだろうなあ、と思いますので、
そっちを見てみたいです。
綺麗!
大人向け?期待し過ぎたかも…
期待はずれの極み。
うーん
大人のミュージカル!
あの木々をくぐって
シンデレラ、赤ずきん、ジャックと豆の木、ラプンツェル。あのおとぎ話達は、実はひとつの物語だった!?全てはあの仄暗い森で繋がっていた!ある一人の魔女の謀略により、図らずもそれぞれの物語に導かれていくおとぎの国の主人公達。紆余曲折あり、各々が各々のハッピーエンドを円満に迎えた筈だった。が、ハッピーエンドにはまだまだその先があったのだ。本当の結末が。語られなかった物語を、この映画は紐解いて行く。
まあ、こんな感じですか。
これ、ミュージカル映画としては最高峰のクオリティなんじゃないですかね。もうね、兎に角、歌う歌う。登場人物達がなかなかの歌唱力で以って気持ち良く歌いあげております。延々と何かに付けちゃ歌っておりますからね。ミュージカルな映画が観たい!て方には最高の体験が約束されていると思いますよ。
で、問題はミュージカルを取っ払った、純粋に一個の物語としての観点で。
んー、んー。なんというか、あれでダメとは言いません。言いませんが。身も蓋もないことを言えば、これ、あの四つのおとぎ話じゃなくてもよくね?となって。選んだ意味がよく分からないんですよ。いや、そりゃもちろん整合性をきっちり取ってはいるし、個々の話が繋がってはほぐれ、そしてまた繋がっていく構成もなかなかだと思います。
ただね、せっかくですよ。せっかく、おとぎ話からあれこれ主人公達を集めてきたのに、みんな仲良く横並び、お手てつないで並列に扱ってるもんだから、無個性なんですよキャラクター達が。誰かが強烈な振る舞いをしたとしても、そこに彼女なり彼なりの納得させてくれる行動原理を感じない。後半になるにつれて、それが顕著になってきて。おとぎの主人公脇役様々なキャラクターが入り乱れて、別にこれじゃもう誰でも良いじゃねえかよ!な様相で。そこがなんというか、勿体無いと思ったんですよ。あの四つわざわざチョイスしたんなら、もっと煮詰めてこうよ、て。
まあ、うん。このカオスっぷりを楽しむってのもひとつの手なんでしょうけど。
いやあ、取り扱いの困るというか。不思議な映画でした。
内容のない
うーん
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