ズートピアのレビュー・感想・評価
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<後半ネタバレ有!>可愛い動物たちが大集合!登場人物みんな魅力的♪思い込みを抱えちゃダメよ!
【あらすじ】
肉を食べるとか、植物を食べるとかいう概念を超越した動物たちが文明を築いた世界での話です。うさぎのホップスが、うさぎとして初の警察官になり、屈強な動物たちに囲まれながら奮闘します。大都市であるズートピアでは肉食動物の失踪事件が頻発しており、凶悪事件の捜査ができると、胸を高鳴らせる中、任された任務は駐車違反の取り締まり。うさぎは力が弱いから、凶悪犯罪は任せられないというのが理由です。それでもへこたれず任務にあたるホップス。すると失踪事件の捜査ができるチャンスがやってきました。任務の最中に出会ったきつねの詐欺師ニックとタッグを組み、失踪事件の謎をを追うディズニーアニメーションとなっています。2017年・アニー賞、第89回アカデミー長編アニメーション賞を受賞した人気作です。
【キャラクターデザインが最高!】
キャワワな動物たちがわんさか登場します。動物が好きな方ならキュンキュンしちゃうこと間違いなし!まずなんといっても、主人公であるうさぎのホップス。長い耳を垂らして帽子を被る姿が愛くるしい。ツインテールのようで、たまらない魅力を放っています。太っちょのチーター、ベンジャミン・クロウハウザーもいい味出してます。警察署の受付をしていて、勤務中にお菓子ばっかり食べてる。とてもじゃないけど、時速100㎞でなんか走れないでしょう。名前だけは一丁前ですねw。ナマケモノのフラッシュも私は結構好きです。免許センターの窓口業務をしているのですが、仕事がとにかく遅い。ナマケモノですから仕方ないのですが、単語1つ入力するのに何分かかってるんだ?ってレベルです。ま、それがまた笑えるのでますが。自分がお客だったら、たまったものじゃありませんがw
【せっかくなのでいろんな動物が見たい!】
本当にたくさんの動物が登場します。せっかくなので、他の動物が出てきたらどう描かれるのかが気になります。無難なところで、犬・猫。デザインも興味ありますが、キャラ設定も気になるところ。キツネに詐欺師のイメージをつけるあたりに、私たち人間が動物に対して漠然と抱えている印象を性格にしている気がしました。すると、犬は従順で、猫は一匹狼か?ちょっと流行っているハリネズミなんかはどうだろう?ネズミ界ではスターだろうか?
---ここからネタバレ含みます!---
【メッセージ】
可愛いキャラクターが登場する一方で、その裏には可愛さとは真逆なメッセージが込められています。非常に分かりやすい主張なので、多くの人が気付くのではないでしょうか。この映画は、人種差別の愚かさ示しているのです。うさぎはか弱いから、にんじんを育ててるのがお似合い。キツネは嘘つき。肉食動物は恐ろしい。など、ズートピアには、偏見が渦巻いています。現代の大都市のような発展を遂げ、一見華やかで豊かな暮らしができる街に見えますが、その影では、周りの生き物を蔑み、拒み、妬む感情が渦巻いていたのです。
まさに現代社会と同じ。◯◯の人種はどうだとか、どこの国の人はああだとか。嫌ですよね。周りの人に、勝手なイメージをつけて嫌うのなんて。我々人間が感じている負の感情はこんなにも冷酷で周りも自分も不幸にするんだよということを、この映画は教えてくれます。
監督がある取材でこうコメントしています。「ズートピアの住人たちは、私たち人間のようなもの。どちらも同じように、性別、年齢、学歴、出身地、見た目…そんな“違い”から生まれる様々な偏見の中で生きています。もし、その“違い”を個性として認め合うことが出来たら、私たちの人生はもっと豊かになることでしょう。」(※公式ホームページより)この言葉が、全てだと思います。監督がおっしゃるような世の中になれば、世の中全体がもっと幸せになるのかもしれません。
コロナ禍でギスギスしている今だからこそ、この映画を見て、人を平等に見る意識を持つのもいいのではないでしょうか。
大人も子供も楽しめる傑作。
子供達と日本語吹替で鑑賞。
最初はながら見してたけど気付いたら真剣に観てた。
動物の特徴をストーリーに活かして内容的にも面白かった。
まさに多様性の時代にピッタリ。
因みに吹替の上戸彩も合ってた。
ふつーに面白かった。
子供から大人まで楽しめる傑作(^^)b
動物たちの特徴を元に、見事な物語を作り上げた傑作(^^)b
動物たちが見事に活躍する様子は、子供たちはもちろん、大人でも楽しめる(^^)b
グラフィックはもちろん、ストーリーも、笑いあり、ミステリーありでよく出来てて、これまた大人でも楽しめる(^^)b
ストーリーのオチもよく出来てたけど、ラストのオチも見事(^^)b
最後まで最高な傑作でした(^^)b
良い意味で情報量が多い!
差別問題という重いテーマですが、かわいいキャラが演じることでマイルドになっている。
2020年現在、アメリカでは人種差別でかなり問題になっているが重なる点も多く考えさせられる映画である。子供の情操教育にはとても良い作品だと思う。
キャラは数十種類登場し、それらのキャラの生息する砂漠、雪、熱帯雨林、小動物の住む場所など良い意味で情報量が多い!
コワモテなキャラもいればかわいいキャラのんびりなキャラもいてかわいいものに弱い私は胸がキュンキュンしてました。
ストーリーを理解することが難しい小さな子供でも飽きにくいはず。それほど圧倒される。
久々に素晴らしい映画を観ました。
結構テーマは重た目なんだけど、それをアニメがうまく中和してくれて、爽やかな作品に仕上がってます。
テンポも良いし、ストーリーも良い。キャラクターも魅力的だしよく動く。アニメはこうじゃないと。
程よくミステリー要素が散りばめられてるのも、ミステリー好きな自分にはハマりました。
若干現実の問題を単純化はしてますが、アニメなのでこれくらいがちょうど良い。程よいバランス感。これから我々が目指すべき方向性の1つ、ってDisneyの提案だと自分は受け取りました。作品名の「ズー(ユー)トピア」にもその願いが込められてるのかな?と。
そういう意味で、子供も楽しめるでしょうけど、どちらかというと大人向けな作品ですかね。
いやー、久々に面白い映画観れました。
観終わった後でこんな感覚になる作品は、本当に久しぶりです。今後もどんどんこういう作品作って欲しいですね。
"にんじん"大活躍
擬人化された動物たちが、動物の垣根を越えて一緒に暮らしている楽園ズートピア。
最初は完全に子供向けだと思いながら見始めたのですが。
まず、動物たちが人のように生きている様子はとてもシュールで面白いです。
この絵だけで、この映画は持つと確信しました。
正直、そこまで強いメッセージ性は感じませんでしたが、さすがDisney!外しません。
うーん、字幕で観たのがいけなかったのか、流し観したのがよくなかったのかは、わかりませんが、字幕でもう一度、いや何度でもしっかりと観たいです。
やはり、決め付けるというのはよくないですね。
狐はずる賢い悪い奴と言ったように、みんなそう信じてしまっているとなかなかそのイメージを壊すことはできない。
現実社会でも肉食動物は悪者と見られがちなところがあるなと思いました。
彼らを人間に見立てたら人間のユートピアが出来るかも。
心がけたいです。
それにしても動物たちのキャラが濃くて皆憎めなくて愛くるしいです。
ネズミ系のキャラが可愛い!
ミスタービッグが…だったり、車かっ飛ばしてるのが…だったり、黒幕が…だったりと見た目だけでの判断はよくないというメッセージ性、意外という点での笑いが多くて良かったです。
とても明るい気持ちになれる良い作品でした。
前向きになる。
ウサギとキツネのキャラクターがいい。
まあ。他の動物も特徴が生かされていて面白い。
実際に肉食動物と草食動物が仲良く暮らすという設定は今までなかったのでどのようになるのか興味深かったです。
正義感の強いジュディと心優しいニック。
時々。ジュディがニックに襲われる!と思ったりもしましたが心強い相棒でした。
ジュディの前向きな姿勢に。心が。ストレートに響きました。
なかなかディズニーの作品の中でストレートに感じることがなかったので、このズートピアはディズニーアニメ映画の中では1番かも。
ジュディから元気をもらえます。
ニックの声も素敵。
久しぶりに観たディズニー映画。
ディズニー映画を観たのは何年ぶりだろうか?娘の勧めで観てみたが、確かによく出来ていたと思う。大人も子供も楽しめる。基本的に吹き替え作品は観ない主義だがこういったアニメ作品は吹き替えの方が良いのかもしれない。
笑えて泣けて見応えアリ!
子供のアニメと思っていたけど、話に引き込まれて最後の最後まで目が離せません。それなりに波乱万丈な主人公のウサギが様々な壁を乗り越え成長していく話。自身に批判する人や甘く見てる人を努力で見返してやり、時には意外な相手と手を組んで、誤解や仲違いなどあったけどラストは…!?
子供と見たら親子ともお気に入りの映画になりました。
興奮!興奮!大興奮!
細部まで細かい設定に、まず驚きました。
様々な場面設定、動物たちの個性を生かしユニークなキャラクターがたくさん出てきます。
まず、ジュディの前向きな性格が好きになりました。
警察学校時も大きな動物と比べて嘆くのではなく、またマネするのでもなく、自分に出来ることで結果を出していく姿がかっこよかったです。
とにかく、展開にハラハラしっぱなしでした!
市長はあっさり捕まってほっとしたら、あれ?黒幕がこんなに早いのは変だなと思いきや思ってもない方に話は進んで行く…。
真の黒幕との対決の場面は最高潮にハラハラの展開でした!
伏線も何度もあり、粋な演出でした!
最後、ジュディがスピーチした内容がよかったです。
心に響くものがあり、子供にも大人にも楽しめる映画でした。
出てくる動物のキャラ、面白すぎる
動物が人間社会の様に色々な活動、趣味などをしていてそれが面白い。2もあるようなので近々観たいと思う。子供だけじゃなく大人も楽しめるディズニー映画だった。
可愛いキャラが伝える社会問題☆歌も人気のディズニーアニメ映画
~ポケモントレーナーみゆきは、85点の経験値をもらった!~
2016年に上映されて話題になったディズニーアニメ映画。
タイトルやキャラクターを見ると可愛らしい雰囲気ですが、内容は人間関係でも起こりうる平等とは何かを伝えているような作品のように感じました。
肉食動物・草食動物が共存する世界で、主人公のウサギのジュディは、ウサギというだけで馬鹿にされ続けます。
その中でも警察官という夢を叶えるために、努力し続けていく姿が応援したくなります。
共存が成立しているように見えながら、政治的な裏にうごめく影が原因で肉食動物の立場が危うくなってきます。
草食動物ウサギのジュディと肉食動物キツネのニックがタッグを組んで事件解決に臨みます。
分かり合えるかはやってみないと分からない。
勇気を出して深く寄り添えば、お互いの本当の気持ちが理解できるのかもしれません。
とても学びの多い映画ですが、他の映画のパロディを盛り込みながらポップに描いているところが楽しめながら観られるポイントです。
何の映画のパロディが入っているのか注目しながら、ぜひ観てみてくださいね。
★大好きなポケモンに例えると★
マンキー
機嫌が悪くなって暴れ出すのは何かキカッケがあるはず。
コブが3つあるラクダは?
「ラプンツェル」と「シュガーラッシュ」の監督作なので、
嫌が応にも期待値は高い作品でしたが、
期待に違わぬ素晴らしい作品でした。
もう少し泣けるかと思ったけど、寧ろ爆笑でした。
近年のディズニーアニメの出来映えは語る必要もなく、
アニメでしか表現できないセンシティブなテーマ、
偏見と差別を、説教臭くなく伝えてくる。
二足歩行の哺乳類ばかりなのに、
犬・猫は出てこないのは、ディズニーの偏見でしょうか。
過去作へのリスペクトを含め、小ネタも多く、
免許センターのフラッシュはサイコーでした。
強者という弱者
アニメーションは流石。話は明快。
一番いいのは、力の強い者がいつの間にか非難の対象になってしまうという、現代社会に通ずる物語だということでしょうか。
主人公も弱者として差別されているという意識がありながら、実は強者を無意識に差別していました。
とはいえ、とチャンバラ劇としてあまりに教科書通りで、大爆発した作品とは言い難いです。
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