「グルングルン映画」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) shironさんの映画レビュー(感想・評価)
グルングルン映画
とにかく刺激的!!
まず、撮影が刺激的でグルングルン振り回されます。
更に物語にもグルングルン振り回されて、ついには自分の心までがグルングルン振り回されます。
とにかく上映中はグルングルン体験に身を任せて、後からゆっくり何度も何度も反芻して楽しめる映画でした( ^ω^ )
・ただでさえワンカットって、見る側が画面に集中させられるものなのに、
更にそのワンカットの中に時間の欠落があるもんだから、自然に脳みそが情報を処理しようと映像に釘付け。
アドレナリン大放出で、映画の世界に引きずり込まれます。
目線がいちいち辛辣で、タイトな音楽も効果的。
ユーモアのセンスもたまりません。
・個々の人間関係はもちろん、エンタメ界や、それを取り巻く現代社会まで描かれていて盛りだくさん。
とくに、作り手と批評家、映画と芝居、娯楽と芸術、虚像とリアル などが痛々しく描かれるので、アカデミー会員の琴線に触れたのではないでしょうか?
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