「いつまでも考えてしまう」バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) Don-chanさんの映画レビュー(感想・評価)
いつまでも考えてしまう
カメラワークが命の作品。
主人公の超能力が本当のものなのか、あるいは妄想か、曖昧な演出だなあと思っていたら、ラスト、娘(エマ・ストーン)が空を見て笑顔になったということは、きっと彼は本物のバードマンなのだ、という解釈で良いでしょうか。
もっと深い意味があるとしても、ちょっと、もうどうでもいいかもしれない。もしかしたら、主人公が舞台で自殺してそのままフィナーレだと悲しすぎるから、ファンタジー世界に突入したということかもしれないし、それにしても、もう本当にどっちでもいい。
ああ、もしかしたら本当のバードマンとして生まれ変わり、もう隠さずに生きる道を見つけたのかもしれない、等と、どうでもいいと言いつつも、いつまでも考えてしまう、そんな作品でした。
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