ナイト・スリーパーズ ダム爆破計画のレビュー・感想・評価

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3.5米国西部のオレゴン州。 田舎の町だが、環境保全に熱心な人々もいる。...

2024年11月4日
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鑑賞方法:VOD
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りゃんひさ

4.0抑制的な語りで物語が進むため、アクションやサスペンスへの期待はやや控えめにしたい一作

2024年2月16日
PCから投稿

社会や文明から隔絶したような人々を半ば一人称的な視点で描いてきたライカート監督としては珍しい方向性の作品…、と思っていたけど、全体的にはやはり、抑揚のついたアクションよりも静かな語りを重視する、ライカート監督流の作劇術が行き渡った作品でした。

理想主義だけど荒事は苦手な環境活動家、ジョシュ(ジェシー・アイゼンバーグ)とディーナ(ダコタ・ファニング)が、元軍人のハーモン(ピーター・サースガード)を引き込んで、ダム爆破という大胆な計画を立てるが…、という彼らの計画とその顛末が物語の主軸となるんだけど、最初からいい加減な言動のハーモンに振り回されるジョシュとディーナの姿に、この計画がどうなるかすぐに見当が付いてしまいます。ちょっと『キリング・ゾーイ』(1993)とか『アメリカン・アニマルズ』(2018)を連想してしまう展開に、でも二人ともそれほど悪い人間じゃないんだけど…、と複雑な心境になったり。

すごくいろいろ考えているのに、その着想にまったく地に足がついてなくて、事態が悪化してから現実の壁に気が付く、という役どころを見事に演じて見せたジェシー・アイゼンバーグの呆然とした表情が非常に印象的。

せっかくライカート監督を抜擢しているのに、環境テロリストの暴走を描いた典型的なサスペンス映画であるかのような打ち出しをしている制作側の売り出し方の齟齬がすごくて、作品以外のところで笑ってしまいます。そんな手に汗握る(冷汗はかくけど)爽快な作品ではないので、そこだけは注意を!

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yui

3.5ジェシー・アイゼンバーグが似合ってた。 現実的でリアルな再現のよう...

2024年1月26日
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鑑賞方法:VOD

ジェシー・アイゼンバーグが似合ってた。
現実的でリアルな再現のように感じた。

環境破壊を憂うのは大きい悩みだが、考えは浅くて見えてるものは小さい。
結局、自分勝手。

ダム破壊しても暴力が話題になり、環境破壊についてのメッセージは受け取られない。
ジーン・シャープの非暴力闘争を思い出した。
今月の100分で名著の題材になっている。

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ティム2

3.0まあまあだった

2023年9月13日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

寝られる

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吉泉知彦

3.0一定のトーン

2021年2月9日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

難しい

終始、一定のトーンを保ちつつ地味に起こらない物語展開の中で、過ちを後悔しながらも日々の生活を送るしかない男女二人。

互いの関係性など余計な説明がない不親切さが全体的に淡白な印象で、スリル満点なサスペンス要素など娯楽テイストは全て排除したような演出描写と、愚かな主人公に共感も出来なければムカつきもしない、淡々と傍観者として鑑賞する感覚。

小さな犠牲と大きな犠牲、正しい行いも人の価値観によって隔たりが、罪を犯す行為で正す正義は身を結ばず、人間の愚かさと恐ろしさがシミジミと。

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万年 東一

5.0大傑作じゃねぇか

2016年1月17日
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鑑賞方法:DVD/BD

好きだぜこういうの

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のりすけぇ

1.5最初から最後までとにかく地味

2015年12月8日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

寝られる

終始淡々としていて、ほとんど起伏の無い映画でしたので、正直この内容で112分はちょっとキツかったかな。
せめて90分以下にしてくれたらまだ見れた気もしましたが。
ジェシー・アイゼンバーグ主演で共演にダコタ・ファニング&ピーター・サースガードと、日本では劇場未公開ながらなかなか豪華なメンバーだったので、怪しい副題にハズレ臭は漂っていましたが、地雷覚悟で見てみたら・・・ってまあそこまでハズレって言うほどのハズレでは無かったですけど、とにかく地味過ぎて未公開も思わず納得の内容ではありましたね。

一応ジャンル的にはサスペンスになってますが、サスペンスと言えるほどの「コト」は最後に少しあったぐらいで、あとは終始地味なテロ活動のみ。
しかもそのメインの環境テロ、副題にもなっている環境保護を名目とした水力発電ダムの爆破までがとにかく長い長い、そこに至るまでの活動も恐ろしいぐらい地味な活動で、映画的な見せ場らしい見せ場はほぼ皆無、まあ実際のテロは実はこんな地味な工作から成り立っているのかもしれませんが、映画として見るにはちょっとねぇ・・・。

勿論、テロ行為がメインの映画ではないですから(邦題はテロメインの映画のようですが)、その後のサスペンスが面白ければまだ救いはあったのですが、こちらも地味に盛り上がらずで・・・。
ジェシー・アイゼンバーグの挙動不審ぶりが妙に嵌っていたところだけは印象に残りましたが、他はこれと言って特に印象には残らずでしたね。

人は絶対死なないからと言う甘い覚悟で行ったテロ行為が思わぬ結果を招き、そこからそれぞれの関係性が破綻していく心理描写が見所と言えば見所ではありましたが、カメラワークも悪かったしとにかく暗くて(映像も内容も)、まるで睡眠薬のような作品でした(苦笑)
気のせいか、ダコタも終始眠そうな顔をしていた気が・・・。

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スペランカー

3.0どこまでも不運な男の狂気な町に

2015年7月31日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

まず感じたのはショーン・ペンカッコいい!

そして狂ってる車修理屋、美しい人妻、チンピラ気取りの男、何でもお見通しの盲目?男。

こんな田舎の町は嫌だ。荒野の小さな世界。そこには強烈な狂気が溢れている。

ストーリー展開としては何度もいい意味で裏切られる見ごたえのある映画でした。

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ソフトサラダ