「少女がトマトを囓るとき」この国の空 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
少女がトマトを囓るとき
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終戦70周年記念作品。
原作は未読です。
少女と隣人の国語教師の間に漂う危うげな雰囲気に引き込まれました。夏の暑さと汗がそれを増幅していくようで…
太平洋戦争も末期に差し掛かり、空襲によっていつ死ぬとも知れぬ少女の命が、身を焦がすような欲情によって活き活きとした輝きを放っていく様が圧巻でした。
トマトを囓るシーンのエロさにどぎまぎさせられました。
その後の処女喪失と水浴びのシーンの衝撃も忘れがたい…
少女から女への脱皮していく姿を、二階堂ふみが妖艶に演じていて、すごい俳優さんだなと改めて思いました。
[余談]
初めてミニシアターで観た映画でした。
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