「綺麗すぎず難しすぎずに」博士と彼女のセオリー ぜんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
綺麗すぎず難しすぎずに
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綺麗すぎる映画は頭に入ってこないし、専門用語ばかりでは心に響かないと思っていたから観に行くかどうか悩んでいましたが
…観てよかったです。笑
確かにイギリスの街並みは綺麗で、2度しか行ったことないロンドンでの日々を思い出して涙が出そうになった。
もちろんスティーブンの研究は文系である私には全く理解できない部分もあって顔もしかめた。
けれど
感動した。涙が出た。笑顔になれた。
不思議な感覚だなと感じました。
その理由は、人々の表情は豊かで、つらい状況を演じているのに自然に見えたことなんだろうと思います。
邦画を中心に映画を観ているので、アカデミー賞作品を逐一チェックすることはなかったのですが気にしてみるもんですね。(何様なんだか苦笑)
個人的には
スティーブンの葛藤。
ジェーンの葛藤。
この2つが時間進むことで徐々にすれ違う様子は心が痛みました。
よく先を予想してしまう私は結局は愛を取り戻すハッピーエンドでしょ?と思いながら観ていましたが
こういうハッピーエンドかあ
と、エンドロールではぼーっとしてしまいましたね。
最後の演出は分かってはいても泣けます。
あれはズルいよって思いながら感動してました。あんな綺麗なシーンはなかなか観ないのでほんと吸い込まれていくのが心地よかった。
シネコンではやってないと思いますが
時間があるなら観ても損にならないと私はお勧めします。
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