「どポジティブ笑」博士と彼女のセオリー みきねこさんの映画レビュー(感想・評価)
どポジティブ笑
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主人公役の彼がアカデミー主演男優賞だっので、観てみたくて、ようやく観れました。
彼の演技も勿論ですが、脚本というか事実に基づいて作られてるので響きました。
しかも難病映画なのに、お涙頂戴じゃない。
人間の臭い部分も沢山描かれている。
お友達も教授も彼を認め尊重している。
友情って良いなぁと改めて思わされる映画でした。
そして、家庭を持つことも良いなぁと思えました。
ダンスパーティーの洗剤の話も良かったけど、ド文系低回転率女子の私には一度じゃ分からなくて巻き戻して見てしまった笑
だけど後半の主人公のスピーチは素晴らしかったです。なので備忘録として抜粋します。
我々は一千億の銀河のうちの一つの端で平均的な恒星の周りを回る小さな惑星上の霊長類の中の高度な種の一つでしかありません。
しかし文明の夜明け以来、人々はこの世の潜在的秩序について理解したがっています。
宇宙の境界条件に関しては特別な何かがあるのでしょう。
そして更に言えば境界など、無いのです。
人間の努力にも境界はありません。
我々は皆、違います。
いかに不運な人生でも何かやれることはあり成功できるのです。
命ある限り、希望があります。
最後のシーンで、スティーブンが国から名誉勲章を貰った後に、お庭で
Look!what we made.と3人の子供達を見ながら言う言葉が忘れられません。
宇宙、創造そして愛、家庭。
素晴らしい映画でした。
いつか、私の子供にも見せてあげたいです。
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