「ホント男って。」テッド2 ハチコさんの映画レビュー(感想・評価)
ホント男って。
世の中年男が皆こうだとは思わないけど、ホント男って^^;
と思わせる場面が満載で溜息をつきながら大笑いできる。
特にミラ降板の穴埋め女優アマンダがモーガンと電話して
いる後ろで繰り広げられるバカ二人?の寸劇に、ああいった
行動の一つ一つが実に野郎丸出しで微笑ましい(&ムカつく)
どんな好青年でも裏を返せば男なんて同じだという性質を
十二分に熟知してきている中高年のオバさま方にも、これ
うちの旦那かしら?息子かしら?と思うシーンが多彩かと。
だからこんな下らない内容に腹を立てる方がナンセンスで、
バカバカ映画にはバカバカ魂で付き合ってしまうのが正しい。
いやー。しかしまったく成長していなかったのね、君ら^^;
ドラッグ場面もバンバン出てくるし(しかもアマンダまで!)
下ネタ&実話実名ネタも満載、名作はパクリまくって茶化し、
アラすごい!カメオ出演まで超豪華!?で楽しい楽しい~。
特に映画ネタとゴシップネタは音楽に至るまでかなり忠実な
ものが多く新スーパーマン名に思わず吹き出してしまった。
(是非やってもらいたいな)
前作からの引き続きネタも多く、ヒロイン交代しても性質は
変わらずで映画を観ない設定が効いている。人権(クマ権?)
問題を深く扱いつつも、前作ほどシリアスに陥ることもなく、
しかしモーガンの説教には納得至極。コイツらバカだもん!
何を今更なことをねぇと思いつつ、ここはちゃんとしようよ
と、監督自身がある程度反省したのか?といった展開が続く。
劇場では圧倒的に吹替えが優勢で、字幕は二回ほどだったが、
この悪たれ台詞を(文字でも)確実に受け取るなら是非字幕で。
前作のTV放映も見たけど、えー!もっと毒づくよテッド、
有吉なんてゼンゼン甘いじゃない声が。もっとオッサンだし。
(子供向けではないけど、子供は多分好きだよ~こういう内容)