「前とは違ってきたbyローマン」ワイルド・スピード SKY MISSION kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
前とは違ってきたbyローマン
ドミニクと仲間たち、ファミリーがそれぞれの道を歩みだすかのようなシリーズ7作目。ブライアン役のポール・ウォーカーがこの作品公開前に亡くなっていたので、これが最後だろうなとしみじみ鑑賞。あらためて“チーム”、“ファミリー”というテーマが重くのしかかってくる遺作となりました。SEE YOU AGAIN
ドミニクたちのもとへ生きていたレティが記憶喪失のまま戻ってきた。ドミニクは焦らずに記憶を取り戻せばいいと、“レースウォー”といったイベントにも連れていったりする。そんな中、前作で瀕死の重傷を負ったオーウェン・ショウの兄デッカード・ショウが彼らの前に立ちはだかる。元英国特殊部隊だった男だが、政府も手を焼いて、やがて見放すようになったいわくつき。そして政府が“神の目”という特殊装置を開発したラムジーという人物をテロリストから救出するようドミニクたちのチームに依頼するのだった。その神の目を使えばショウの居所も2時間以内に見つかるという全世界監視型システムなのだ。
車ごとパラシュートで降下し、アゼルバイジャンの山道で激しいカーアクションの末ラムジーを救出、しかし、彼女は装置のチップを友人に預けたという。そこでアブダビの高層ビルに保管されている王子のスポーツカーでまた空中作戦。もうあり得ない映像の連発。見事に神の目を奪うものの、デッカードとの乱闘の最中にテロリストが漁夫の利とばかりに神の目を奪う。
ロサンゼルスに戻ってからは市街地でのハッキング合戦。この時点ですでに政府、テロリスト、殺し屋、ストリートレーサーという派手なアクション映画になってきた。最後にローマンが漏らす「前とは違ってきた」という言葉は自虐的な皮肉だったのか!?とも感じた。そして、ドミニクは引退を決意したのか、一人去ろうとするものの、そこに現れるブライアン・オコナー。また会えるという意味がポール・ウォーカーの死に重なり、号泣してしまった。
そのCM知りませんでしたー。
今、見てきました。これは泣けるー。教えて頂きありがとうございます^ ^
自動車、kossyさんは2種免許保持者でいらしたのですね。尊敬です♪