96時間 レクイエムのレビュー・感想・評価
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ファザコン娘が父への期待をこめて見に行ってしまうシリーズ
お父さんが娘を守るために戦うという単純なお話。正義のためではないので、淡々と公然破壊しまくる。最高にクールでかっこいい。反面、家族だけには優しい顔をする。そのギャップもまたいい←
派手なシーンも頭脳戦もないし、娘のために迷いなく淡々とやっつけていくだけだからアクション映画として物足りなさはある。
とはいえ、(やり方はアレだけど)娘を想うお父さんってこういうものなのかな、うちもそうだといいなあ、とついつい見に行ってしまうんだよなあ 笑
バレンタイン、パパにどんなチョコをあげようかと考えながら帰った
最強親父の最終章(?)
まあ。まあ、最終章と銘打ってはいますけども、どうなんでしょうか。第四弾、あるでしょ?あるんでしょ?ねえ?という、非常に非常に含みを持たせた終わり方でしたが。でしたが。あーいや、うん、気が早いですよね。取り敢えずまた戻ってきてくれましたって感じで、リーアム兄さん。それだけで満足なんですけども。今回も随分とお早いご帰還でした。前作から二、三年ぐらいですか?娘大好き!娘命!の最強親父が大暴走の名物シリーズ『96時間』の第三弾が開幕致しましたよ。
リーアム兄さん演じるブライアン・ミルズというキャラクターの持っているポテンシャルはまだまだこんなにあったのか!と。衰え知らずというかパワーアップしてるっつーか、見事に、フルに咲き誇っております。いやいや無敵過ぎるでしょ?と。あんたの現役を知らないけど、本当は今こそが現役なんじゃないの?と。
シリーズ毎度の冒頭で、少し哀愁漂わすお父さん像を見せてきて、物語のアクセルが踏まれるや突如として鬼ソルジャーに変貌するお決まりの流れでまずニヤリとさせられるんですね。あ、今スイッチ入ったね、と。で、このお父さん、正義の味方って訳でもないもんだから、公共物を平気で破壊するわ爆発炎上させるわ、罪なき民間人も(多分)負傷者のオンパレード。他人にとっちゃ大いなる迷惑でしかない行為を何度も繰り返すっつー、あのパターンが今回は飛躍的に進化しとります。ちょっと笑っちゃうぐらいです。元妻殺しの容疑をかけられて真相探る為に逃亡図った兄さんなんですけども、妻殺しどころの騒ぎじゃないだろこれ!ていう超絶破壊ですからね。
で、まあ、そういう意味では満足度は高かったんですよ。ですけど、元々この『96時間』ってのは、続編を強く想定してなかったと思うんですよね。だから原題が『Taken』なのに、こっちだと邦題に『96時間』て付けちゃったぐらいで。でも、ほら、もう96時間は関係なくなってるじゃないですか。「誘拐された被害者が無事な状態でいる猶予」的な意味の96時間であって。あと一作目は「何者かに誘拐された娘を必死に探す無敵のお父さん」という1コンセプトのみでストーリーのサイクルが回ってた訳じゃないですか。もうね、三作目となると、そのコンセプトから大きく外れちゃってるんですよ。「普通」のアクション映画になっちゃってる。そこがね、まあなんというか、少し残念ではあります。嗚呼、うん。「普通」だよね、と。前作のリベンジからもうかなり無理を感じてたんですよね。『96時間』らしさ出すのって辛いよなあ、と。
まあだからこそ、第四弾を期待しているんですが。娘の誘拐はもうネタとして使っちゃったので、次回は、ほら、また別の身内?新しい家族?の誘拐とか。
続編、待ってます!
親子の絆
大好きな、このシリーズもいよいよ最終章。
初めて観た時、ブライアンのスペシャルスキルと暴走ぷり、そのキャラクターの魅力に引き込まれました。
1作目は娘を助けようとする暴走パパ。
2作目は父と娘の連携プレイ。
そして今作は共通する大切な人を失い、父と娘がお互いを支え合ってる印象でした。
父と娘はもちろんですが、ブライアンと元奥さんの関係だったり赤ちゃんだったり、今までより家族の絆が濃く描かれていたように思いました。
これまでは、単に悪に立ち向かう父でしたが今作では行くてを阻む警察とも対峙します。
ある種、正義と正義の戦いなので新鮮でしたね。
ブライアンは相変わらず流石なんですが、それに食らいつこうとする頭の切れる警察の指揮官の存在も話を盛り上げてくれたと思います。
これが並みの指揮官では物足りなかったでしょう。
ブライアンチームも見所でしたね。
古くからの付き合いとわかる勝手知ったる感じ、命を預け合える仲間というのが伝わってきました。
まだまだ続きを観たい作品ですが、締めくくりとして、いい終わり方だと思いました。
最終章だからって…
主要人物を死なせないと成立させられない話なんてもう時代遅れ〜!!(これはネタバレではないですよね。あらすじを読まない私も知っていた前情報ですから)
って事で、なかなか楽しめましたが、殺さないでも惹きつけるストーリーじゃないと高い点数は付けないことにします。今後は。
(何様ですか、私)
それにしても、ダグレイ・スコット…悪役顔になり過ぎ〜
シンデレラの王子様役勤めた事もあるのに。
トロポヤのマルコから6年。
「96時間 レクイエム」見ました。初日です。他に見るものがなくて。
が、第1作はとても楽しくて、作品自体はファンです。特に、映画史屈指の拉致られシーンに痺れた記憶があります。2作目は嫌いです。ストーリーに無理がありすぎだし、第1作に感じた話のスピード感がないし、退屈だった。
今作は、結論から言うとつまらない。
第1作のような斬新さが無いし、第2作同様にスピード感が薄い。そして一番の問題は、TAKENじゃないこと。プリズンブレイクが脱獄物じゃなくなった理屈と同じ。
だが相変わらずリーアムニーソックスはかっこいい。彼の雰囲気は、最強CIA工作員という設定の説得力を感じる。抱かれたい。
そしてフォレスト・ウィテカーの登場がこの作品の人気高騰と、進化を感じる。すごい。
ただし、少しの工夫は感じられる。追跡劇から脱走劇への転換や、元CIA仲間との連携プレーを見せたり、どんでん返し風にしたりとか。敵が白ブリーフ一丁で立ち回るのもか。しかしその全てが巧いとは思えないしないし、この内容なら90分くらいにまとめてもらえたら飽きずに、爽快に楽しめたと思う。そこが残念。
ただ、「GOOD LUCK」を使う間が悪いのか全く響かなかった。しかも警察相手に言っちゃうあたりが、PART1での使い方と意味が180度違うと思った。関心しなかった。
あれこれ言ったが、及第点の仕上がりにはなっているかと。やはり観客が見たいのはミルズの”特殊なスキル”であり、彼の追い詰められる姿だろう。それをきちんと見せてくれたのだから、ありがとうと言いたい。そして、ミルズを疑った警察へ。彼がレニーを殺すわけがないだろ馬鹿野郎と言いたい。
ミルズ、アベンジャーズ参戦への機は熟したか。
緊迫感
シリーズの96時間というタイトル、もっと緊迫感があった方が良かったな、ストーリー展開が予測できたのと 結末も予想どうりだったので途中飽きた場面もあった。
ロシアの悪党もあっけなさすぎて 盛り上がりにかけたかな、どうせなら誰一人殺さないで犯人に逆にトリックを仕掛けるようなストーリーでも面白いんじゃない^ ^
犯人はなぜ娘を連れて逃げる必要があるのか? とっととトンズラすりゃ良いものを、この手の結末を終わらせるための理由づけだろうけど飽きてきた。リーアムニーソンかっこいいねあんな親父になりたい。
ツマラなかった2作目から一転、娘との適切な距離感が掴めない姿が痛々しいダメ親父版『逃亡者』になりました
“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。2作目がイマイチパッとしなかったのはリーアム・ニーソンのダメお父さんぶりがさもなかったことになっていたからだと思っていたわけですが、この3作目ではちゃんと原点回帰、彼氏と同棲を始めた娘の誕生日にぬいぐるみを持ってヌケヌケと自宅訪問するKYぶりからスタート。ついに元嫁を殺されてしまったのに殺害容疑をかけられてFBIに追われながら真犯人を追う、それじゃ『逃亡者』と同じじゃないか?という、心がいつまでも中学生のリュック・ベッソンがいかにも考えそうな容赦ないお話が展開。ダメお父さんをサポートするダメ親父集団の活躍、FBIの敏腕捜査官フォレスト・ウィテカーの存在感が印象的な映画でしたが、何より年頃の娘を持つ父のどう接したらいいか解らない系のもどかしさがなによりリアルで胸が痛かったです。
96時間シリーズでなくても・・・
『96時間 レクイエム』を鑑賞。
リーアム・ニーソン主演のシリーズ3作目。
制作・脚本もこれまで同様リュック・ベッソン。
1、2作目同様に何より大切な家族(離婚した元妻と実娘)を守る為にはどんな事でもする元CIA工作員である無敵の父親の物語。
前作であれほど苦労して守り、以降関係が深まりつつあった元妻が殺害され、その容疑者として追われる立場になってしまう。
残された娘を守り、真犯人を突き止める事はできるのか。
これまで同様に100分前後のノンストップアクションとなっており、今作でもおなじみの父親の無敵っぷりが光る。
ところが、観終わってみると何か物足りない。
相変わらず突っ込みどころは満載で、自分の家族を守る為には他人の事などお構いなしのご都合主義。
そんな父親の性格になど今更突っ込んでいられないし、シリーズファンであれば気にもならない。
今シリーズ最大の魅力は、元CIA工作員の父親がどんな困難な場面においても冷静に行動し、わずかな情報を元に頭脳とスパイ経験を駆使して切り抜ける爽快感である。
しかし、今作ではそれが明らかに不足しているのだ。
キャラクターもシリーズ共通だし、味付けも従来のそれであるものの、残念ながら普通のアクション映画になってしまっている。
これなら何も96時間シリーズである必要はない。
アクション映画としては決して悪くはないし、シリーズ未観でも問題なく楽しめる造りとなっている事も評価できる。
しかし、実際には観客のほとんどがシリーズファンである事を考えればやはり物足りないと言わざるを得ない。
続編と作る上でマンネリ化せずに魅力を維持し続ける事は本当に難しい。3作目ともなれば尚更である。
それでもシリーズものに頼らざるを得ない今の映画業界は、もしかしたらどんな映画よりも危機的な状況にあるのかも知れない。
リーアムが勿体無い
リーアム・ニースンの哀愁漂う演技以外取り柄のない内容。
邦題の「レクイエム」とは何の事かと思ったが、妻を失った悲しみを表現したつもりなのか、全編通じて暗すぎる雰囲気をしてレクイエムと称しているのだろうか?
元々家族愛がテーマのアクションということで、世界観が小ぢんまりするのは是非もないが、今回奥さんが殺害される理由が余りにも下らないので、説得力が無く、ストーリーに没入出来ない。
「手強い敵」と言えばアフガン(せめてチェチェン紛争に出来なかったのか?ブライアンをロートル呼ばわりしたマレンコフは一体何歳なんだ!?)の歴戦の強者が率いるロシアンマフィア、というステレオタイプにもうんざりする。
肝心のアクションも明らかに前2作より控え目で、リーアムの地味ながらもキレのある格闘シーンを期待していると肩透かしを食う。
脚本のアラが目立ち、アクションとしても消化不良の為、3作目にして最大の駄作となってしまった。
まぁまぁなんだけどさ
シリーズ3作目、最終章を観た。シリーズものにある鬼門、ヒット映画でも3作目となると展開が非常に難しくなるが、まさにその通りの結末と言ってよいだろう。
主人公ブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)の家族愛とその卓越した能力、徐々に主犯格を追い詰めたときの迫力が本作の魅力と言っていいと思う。
ところが、今回はすべてが不十分という感じがした。まず、脚本の問題。ブライアンを暴走させるものは家族へ迫る危機が大事なファクターであるが、冒頭で簡単に元妻を殺害されてしまい、自分が嵌られ追われるという展開だ。守る人がいるから観客は、スクリーンに釘付けとなり、ブライアンの一挙手一投足を見守るのだ。元妻の殺害した主犯格を探すというのは、リベンジとしてあるかもしれないが、前作までのインパクトがない。
優しい父親の風貌とは別の顔を持つのがブライアンの魅力である、過去の経歴から考えると復讐をする人間は沢山いると思う。それは、ロシア、中国、闇取引に暗躍する組織ならば、どこでも家族への脅威を描くことは可能だと思う。ましてや今回は、元妻レノーアの旦那スチュアートが犯行に絡むというのは無理がないだろうか。慎重で家族を愛するブライアンであれば、再婚相手を徹底的に調べているはずだろう。今回のストーリーに生かすのであれば、旦那がやばい取引から抜け出せなくなり、遂に家族に脅威が及び、ブライアンが救出するといった感じではないだろうか。今回の作品としてはここで終わるのだが、家族を愛し、強い父を描くのであれば、24のジャック・バウアー、パトリオットゲームのジャック・ライアンなど、継続したネタはいくらでも作れたと思う。
また、もう一つの問題は、家族の危機を描ききれていない。誰よりも愛情を注ぐ娘キム・ミルズへ迫る恐怖や娘のために犯人の脅迫に葛藤する父をもっと描くべきだろう。
娘を助けるためならどんなこともする隠された能力が発揮され暴走する瞬間だ。そこが痛快で楽しい。ブライアンがポルシェで拉致された娘を追う最中に警部(フォレスト・ウティカー)に対して、プライオリティ(優先)を確認するシーンがあるが、警部は「犯人を捕らえ裁きを受けさせる」と返答したが、ブライアンは「娘を助けることだ」と言い放ち、電話を切る。このあたりは、警察側とブライアンの価値基準がはっきりとした違いを見れてよかったと思う。また、物足りなさの1つは、ブライアンの卓越した能力を表現したシーンが少なすぎることだ。年齢を重ねていることは一目瞭然だからこそ、研ぎ澄まされた監視能力や人を欺く機転の良さを見せて欲しかった。ブライアンが、車ごと崖から突き落とされて炎上するシーンと立体駐車場のリフトの扉を突き破り6階くらいの高さからシャフトの中を落ちて炎上するシーンでもどのように助かったのだろうか。引田天功ではないんだから、生身の人間のリアリティも出して欲しかった。とはいえ、全体のアクションやブライアンの人柄がでていて十分に楽しむことはできた。でも洞察力が鋭いのだから、娘の妊娠はわかったはず。
今回の作品精度が落ちている理由だよね。これホント。
毛色が変わった
リベンジを受けるという前作に比べて、やや過去の作品との繋がりが弱い。
また、時間が長くなったからか小休止の時間もある。
ただその分真犯人をはじめとする真相を予想させられ、あるいはちょっとしたどんでん返しなどは新しい要素と言っていい。
逃亡中のあれこれは結局お咎め無しだったり、スチュアート役の俳優が変わってるなど、気になる点はあるが、シリーズを通して面白かった。
家族ためなら何でもありだというのもご愛嬌。
第一作は超える事は出来なかった。
シリーズ三作目ではリーアム・ニーソン演じる元凄腕エージェント、ブライアンが"追う者"から"追われる者"となるが、緊迫感が薄くハラハラする展開が無いのが残念。
どこかハリソン・フォード主演の「逃亡者」を思い起こされる感じも少しf(^^;
過度な期待は厳禁
「リベンジ」に続き今回も1作目を越える高揚感は得られなかった。
ただただ残念である。
予告から「逃亡者」のような展開は透けて見えたが、
期待していた痛快なブライアンの活躍はあまり描かれず、
あの「96時間」とは思えないような平凡な映画になってしまった。
1作目の彼を期待して行くと壮大な肩透かしをもらうだろう。
結果、ブライアンと白ブリーフ一丁で戦うメランコフが一番印象に残ってしまった。
最強すぎる父親、ここに完結。・・・本当に?(笑)
【賛否両論チェック】
賛:家族を守るために、どんな相手でもねじ伏せていく主人公が圧巻で痛快。今回は意外性のある真相も魅力。
否:主人公の暴走は、ある意味快く思えない人もいるかも。展開はやや強引な感があり。
このお父さん、とにかく〝強い”の一言です(笑)。自分の家族を守るためなら手段を選ばず、どんな危険な場所へも進んで飛び込んでいきます。その何にも屈することなくねじ伏せていく様は、非常に痛快でカッコいいです。若干やり過ぎな感もありますので、倫理的には賛否が分かれそうなところ。そして今回は、元妻殺害の真相を暴くという、サスペンス色も強いものになっています。
案外好みが分かれそうな作品ではありますが、大切な家族を守りたいお父さん世代には、是非オススメです。
オヤジ強すぎる!
世界一強いおやじ降臨。
これまで、『96時間』、『96時間/リベンジ』と続いてきたシリーズの第三弾。ですが、これまでの二作は、タイトルの96時間という物に某かの意味合いがありましたが、この三作目に至っては、実は意味がありません。一作目で、そんなタイトルを付けたツケが回ってきた感じです。
出演者もこれまでのシリーズを踏襲しているのですが、タイトルと内容の不一致のみならず、内容そのものがこれまでの二作とは違う雰囲気です。前二作は、確かにタイムリミットがあって、そこまで何とかして解決しなければならないというタイムリミット物でしたが、今回は、タイムリミット物という色彩は無く、マンハント物になっています。その意味では、妻殺しの罪を着せられた医師が真犯人を探していくという名作『逃亡者』に近い感じです(と言うか、主人公がムチャクチャ強いということを除けば、ある意味殆ど同じかもね)。従来のタイムリミット物としての設定も緊迫感がありましたが、今回のマンハント物は、判らない犯人を追っていくと言う要素も加わり、より一層緊迫感をました作品になっていたと思います。その意味では、非常に面白い作品に仕上がったと思います。
いつものように強すぎるブライアンは見ものですが、今回は、そのブライアンを追うフォレスト・ウィテカーが演じているドッツラーが良いです。最後の“種明かし“は、『そりゃ無いよ』と言う気がしないでもないですが、ブライアンとドッツラーの追いつ追われつの関わりは、非常に面白いです。やっぱりマンハント物は、逃げる側も重要ですが、追う側の設定によってその魅力が変わります。どれだけ逃げる側の内面まで入り込んで、どうやって追いついていくかという事が出来るか否かで、話の広がりが違いますからね。その意味では、ドッツラーは、(説明不足なところはありますが)比較的上手く行っていたと思います。
レノーアは亡くなってしまいましたが、この物語が終わるという雰囲気は無いんですよねぇ。まぁ、これ以上にどんな内容で話を作っていくのかと言う問題はありますが、続編を作る事が可能な物語設定にはなっています。でもまぁ、これ以上続くと、無理矢理感がハンパないので、止めた方が良いと思いますが・・・。
最終章にして一番の駄作
アクションするしないに関わらずリーアム・ニーソンが大好きな自分としては観賞必須な作品。
しかし、残念ながら一作目の時のパンチはもう感じられなかった。もはや勝手につけた邦題の『96時間』も関係ないし、、(前作からだが)
やはり戦い疲れや妻を失った悲しみも表現したのか、リーアム・ニーソン演じるブライアン・ミルズにもキレが感じられなかった。黒幕はさすがに人身売買組織関係者からは離れたが、逆に『そっちかよ!しかもそんなしょうもない理由で、、』とある意味驚いた。序盤から怪しさ全開ではあったが、、
サブキャラ設定をきちんと活かしていたのはよかった。サムを始めとしたブライアンの仕事仲間なんかも見せ場があったし、前作から登場した娘キムの恋人もきちんといいヤツだった。
フォレスト・ウィテッカー演じた刑事は優秀だか何だかよく分からなかったが、ベーグルのくだりの負け惜しみはなんか微笑ましかった。
脚本、アクションと全体的にパワーダウンした今作ではあるが、安定のリーアム・ニーソンのおかげで何とかな体裁は整えた印象。これで最後なのは少し寂しいけど。
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