「“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。...」96時間 レクイエム よねさんの映画レビュー(感想・評価)
“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。...
クリックして本文を読む
“ダメなお父さんが実は凄腕の元特殊工作員でした”シリーズの3作目。2作目がイマイチパッとしなかったのはリーアム・ニーソンのダメお父さんぶりがさもなかったことになっていたからだと思っていたわけですが、この3作目ではちゃんと原点回帰、彼氏と同棲を始めた娘の誕生日にぬいぐるみを持ってヌケヌケと自宅訪問するKYぶりからスタート。ついに元嫁を殺されてしまったのに殺害容疑をかけられてFBIに追われながら真犯人を追う、それじゃ『逃亡者』と同じじゃないか?という、心がいつまでも中学生のリュック・ベッソンがいかにも考えそうな容赦ないお話が展開。ダメお父さんをサポートするダメ親父集団の活躍、FBIの敏腕捜査官フォレスト・ウィテカーの存在感が印象的な映画でしたが、何より年頃の娘を持つ父のどう接したらいいか解らない系のもどかしさがなによりリアルで胸が痛かったです。
コメントする